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【2025】カレンダー屈指の高速トラック、伝統のモンツァを制するのは誰になるのか…F1第16戦イタリアGP |開催日程・放送予定

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2024シーズンのF1は24戦で行われ、同一シーズンにおける過去最多のレース数となった。

現行レギュレーション最終シーズンとなる2025年は各チーム、及びパワーユニットメーカーは早くも新規定の2026年に向けて注力している。

前年に続き、2025年も過去最多タイの全24戦となる見通し。

第16戦イタリアGP 概要

2025年のF1はサマーブレイクが明け、第15戦オランダGPを終えた。

ザントフォールトの戦いはFPからマクラーレン勢だけが圧倒的な速さを示し、予選でも盤石の1-2。そして決勝ではオスカー・ピアストリがトップを走る状況下、僚友ランド・ノリスが懸命にそれを追いかける。

だが残り8ラップの65/72周目、2番手走行中ノリスのマシンから白煙があがり、レースを終盤で終えてしまった(完走扱い)。これで両者のドライバーズポイントは34まで開き、1レースではひっくり返せない大差が生じてしまった。

もちろん残り9戦でチャンピオンシップがどうなるかは不明瞭ながら、7勝目をマークしたピアストリにとっては、初のワールドチャンピオンに大きく近づいた一戦となったことは間違いない。

このレースでは予選3番手のマックス・フェルスタッペンも健闘した。スタート直後ノリスを抜いて2番手に浮上したものの、マクラーレン勢に食い込めたのは序盤のみ。そこからは3番手で走行を続け、前述のとおりノリスの脱落でP2に入った。

そして何より話題の中心となったのはイザック・アジャーだろう。予選ではメルセデス&フェラーリ勢を上回る4番グリッドを獲得。決勝ではライバル勢が接近戦を繰り広げてフェラーリ勢がダブルリタイア、ジョージ・ラッセルもチャールズ・ルクレールとの接触で手負いの状態になりペースが上がらなかったという側面もあったが、それでも終始フェルスタッペンの数秒後ろでポジションを守り続け、キャリア15戦で新人が表彰台に上がるという快挙をやってのけた。レーシングブルズとしても、表彰台はアルファタウリだった2021年アゼルバイジャンGP以来のこととなる。

このレースで角田裕毅は12番グリッドからレース開始となり、3度セーフティーカーの荒れた展開の中、上位勢の脱落やペナルティもあり、なんとか9位入賞となった。第7戦エミリア・ロマーニャGP以来、8レースぶりのポイント獲得となった。

2024-09-01 Leclerc Monza Ferrari F1 Formula 1Getty Images

オランダGPから2週連続で開催となる第16戦イタリアGPの舞台は、高速特性強めモンツァ。各トラックで詰めてきたセットアップバランスは、このレースに限っては別モノに。ドラッグ重視の持ち込みがメインとなり、ダウンフォースは必要最小限となる。

それだけにここまでの勢力図とは違った戦いが見られることになるかもしれない。上位勢が脱落した2020年はピエール・ガスリー(当時アルファタウリ)が、2021年はダニエル・リカルド(当時マクラーレン)がこのレースを制しており、展開的に荒れる可能性も考えられる。

イタリアGPはF1初年度の1950年~1979年までモンツァで実施され、1980年のみイモラで開催となった。翌1981年から2025年までモンツァで行われており、今季で45年連続となる。2020年にはコロナ禍で実施が見送られた開催国もあるため、現行のトラックの中で連続開催が最も長く続いているコースは、ここモンツァとなっている。

果たして伝統のモンツァを制するのは誰になるのか。マクラーレン勢が変わらず強いのか、それとも“ティフォーシ”の前でお膝元であるフェラーリが頂点に立つのか、はたまた波乱はあるのか。初秋の風物詩とも言える一戦が間もなく始まる。

レース開催日程・DAZN配信予定

第16戦:イタリアGP

日時配信内容解説・実況
9月5日(金)20:30~フリー走行1回目解説:田中健一 コメンテーター:浅木泰昭
9月6日(土)0:00~フリー走行2回目解説:柴田久仁夫 実況:サッシャ
9月6日(土)19:30~フリー走行3回目解説:中野信治 実況:サッシャ
9月6日(土)23:00~予選解説:中野信治 実況:サッシャ
9月7日(日)22:00~決勝解説:中野信治 実況:サッシャ

サーキット(モンツァ・サーキット)のレイアウト

2020-07-27 Italia Formula 1 F1 CourseGetty Images

 

イギリスのブルックランズ、アメリカのインディアナポリスに次ぐ、世界で3番目の専用レーストラックとして、1920年に開業。当時はロードコースとオーバルコースを組み合わせた全長10kmのコースだったが、安全性などを考慮して改修を繰り返し、現在のレイアウトに至った。また、使用されなくなったオーバルコースだが、今もサーキットに残されており、当時の雰囲気を残している。

正式名称はアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァといい、4本のロングストレートを繋いだレイアウトのモンツァ・サーキット。これまでに複数回のレイアウト変更を行いながら、イタリアGPの舞台として、1950年から使用されている。

一番の見どころは、「クルヴァ・アルボレート(パラボリカ)」と呼ばれる最終コーナーから1コーナーまでのロングストレート。F1グランプリの中で最も速度が出るストレートで、2005年の予選ではファン・パブロ・モントーヤが時速372.6kmを記録した。

ストレートエンドのターン1に向かって時速350kmから時速65km近くまで急減速してシケインに侵入するため、ドライバーはブレーキを遅らせる度胸と、タイヤをロックさせない繊細なブレーキングスキルが求められる。

この1コーナーへの侵入が最大のオーバーテイクポイントとなるが、このターン1のシケインは2024年に改修工事が入り、コース幅が少し広くなった一方で、90度のターンよりもやや角度が厳しくなった。また、コース外がグラベルに変わった部分もあり、オーバースピードからそのままエスケープゾーンに退避することも得策ではなくなった。1台だけならターン1&2のエイペックスに付けた最短ラインでの走行は問題ないが、複数台もつれてターン1に飛び込み、どちらも引かなかったために接触する、というシチュエーションも想定できる。

かつてタイトル争いがし烈を極めていた2021年、このターン1への飛び込みでマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンのどちらも譲らず、フェルスタッペンがハミルトンのマシンに乗り上げるという場面もあったが、コース幅が広くなったこともあり、このシケインでの接近戦は今まで以上に増えるかもしれない。複数台がサイド・バイ・サイドでターン1~2飛び込んでいくシーンも多く見られることになりそうだ。

モンツァは1周の全開率が70%を超えるため、ダウンフォースを削って最高速を重視するマシンセッティングが主流であり、F1マシンのスピードが画面越しでも伝わってくる名物サーキットだ。直線優先のセッティングである”モンツァスペシャル”も、晩夏の風物詩となっている。

F1カレンダーの中でも、ハイスピード特性に振り切る特殊なトラックであるモンツァ。F1公式は2024年11月27日、同サーキットでのF1開催について5年の契約延長に至り、2031年までの開催が確定したと公表している。

 

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2024年イタリアGPの結果

2024-09-01 Leclerc Monza Del Piero Ferrari F1 Formula 1Getty Images

2024年のF1第16戦、イタリアGP決勝は2024年9月1日に行われた。

現地モンツァは晴天、ドライコンディションでレース時刻を迎えた。気温34℃、路面温度54℃となっている。

第1スティントはミディアムとハードで分かれた。マクラーレン、メルセデス、フェラーリのトップ6が全員ミディアム、7-8のレッドブル勢がハードを選んだ。20人中14人がミディアムで、16番グリッドの角田裕毅はハードをチョイスしている。

53周のレースがブラックアウトとなり、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリの順でターン1に入っていく。3番グリッドのジョージ・ラッセルはターン1でオーバーランし、大きくポジションを落としてしまった。ターン4ではピアストリが仕掛け、オープニングラップでトップに浮上する。

ピアストリ、ノリス、チャールズ・ルクレール、カルロス・サインツ、ルイス・ハミルトン、マックス・フェルスタッペン、ラッセルの順番でコントロールラインに戻ってきた。角田は14番手にポジションアップして2周目に入ったが、この2周目エステバン・オコンに抜かれ、P15となっている。

2024-09-01 Norris Piastri Russell Monza  Ferrari F1 Formula 1Getty Images

ここからモンツァはお馴染みの光景とも言える隊列の長いトレイン状態に。5周目のターン1でニコ・ヒュルケンベルグがブレーキをロックさせる。その前にいた角田に当たり、角田はもらい事故の形でダメージを負う。この周の終わりにヒュルケンベルグはピットインを行い、タイヤとフロントウイングを交換している。

角田はトラックに留まり続けるもペースが目に見えて低下。4秒近くラップペースが下がり、19番手まで落としてしまった。8周目に入るタイミングでピットに入り、無念のリタイアを選択した。ヒュルケンベルグにはこの後、10秒のタイムペナルティが課されている。

53周のレースは1ストップ作戦も予想されたが路面温度が高く、タイヤへのダメージが大きい状況から、早めにタイヤ交換に入るチームが出てきた。17~20周目にはミディアムのトップ6が最初のピットストップを終えた。ハードのレッドブル勢も早々に第1スティントに見切りを付ける。

ほぼ折り返しの26/53周時点でトップはピアストリ。2秒後方に2番手ノリス、そこから2秒差で3番手ルクレール、その11秒後方に4番手サインツとなった。

30周目を過ぎると、2度目のピットストップに入る上位勢も出てくる。メルセデス勢とマクラーレン勢が第3スティントに入った一方で、フェラーリ勢は第2スティントのままステイ。1ストップ作戦で最後まで粘るストラテジーを選択した。

2024-09-01 Leclerc Ferrari F1 Formula 1Getty Images

残り10周の44/53周目でトップはルクレール。10秒差で2番手サインツと、1ストップ勢のフェラーリが1-2に。

P2サインツの後ろ、4秒差で3番手ピアストリ、そこから5秒後方に4番手ノリスという状況に。1ストップのフェラーリ勢を、2ストップのマクラーレン勢が追いかける展開となった。

45周目から2番手サインツと3番手ピアストリが接近戦となる。このラップのターン9~10でピアストリがパスし、2番手に浮上。あとは12秒前のルクレールだけとなった。

48/53周目のターン1でノリスがサインツをパスし、マクラーレン勢がこれで2-3となる。ルクレールは残り5ラップの49/53周目時点で、2番手ピアストリとの差は8秒。ハードでロングランしているルクレールはペースを大きく落とすことなく、そのまま53周目まできっちり走り切った。

これでルクレールは2024年の2勝目。ティフォーシの詰めかけた地元モンツァで、嬉しい勝利となった。2位は2.6秒差でピアストリ、そこから3.4秒差で3位ノリスとなり、マクラーレン勢が2-3だった。ノリスは最終周に1:21.432で周回し、ファステストラップの1ポイントも手にしている。

4位サインツ、5位ハミルトンと続き、フェルスタッペンはハード、ハードとつないだこともあり、早々に2ストップが確定して戦略の幅が狭まり、P6フィニッシュとなった。7位ラッセル、8位ペレスと、4強8人がそのままトップ8を占めた。

9位アレクサンダー・アルボン、10位ケビン・マグヌッセンまでが入賞となっている。

同レースがF1デビューのフランコ・コラピントは1ストップで粘り続け、僚友アルボンの13秒後方、大健闘とも言える12位でチェッカーを受けた。

2024-09-01 Leclerc Monza Ferrari F1 Formula 1Getty Images

2024年第16戦イタリアGP・決勝結果

1/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
2/オスカー・ピアストリ/マクラーレン
3/ランド・ノリス/マクラーレン
4/カルロス・サインツ/フェラーリ
5/ルイス・ハミルトン/メルセデス
6/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
7/ジョージ・ラッセル/メルセデス
8/セルジオ・ペレス/レッドブル
9/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
10/ケビン・マグヌッセン/ハース
11/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
12/フランコ・コラピント/ウィリアムズ
13/ダニエル・リカルド/VCARB
14/エステバン・オコン/アルピーヌ
15/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
16/バルテリ・ボッタス/キックザウバー
17/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース
18/チョウ・グァンユ/キックザウバー
19/ランス・ストロール/アストンマーティン
-/角田裕毅/VCARB

 

 


チーム・ドライバー

日程・番組表

 レースフリー走行・予選決勝
第1戦オーストラリアGP 3月14日(金) ~15日(土)3月16日(日)
第2戦中国GP 3月21日(金) ~22日(土)3月23日(日)
第3戦日本GP 4月4日(金) ~ 5日(土)4月6日(日)
第4戦バーレーンGP 4月11日(金) ~ 12日(土)4月13日(日)
第5戦サウジアラビアGP 4月18日(金) ~ 19日(土)4月20日(日)
第6戦マイアミGP 5月2日(金) ~ 3日(土)5月4日(日)
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5月16日(金) ~ 17日(土)5月18日(日)
第8戦モナコGP 5月23日(金) ~ 24日(土)5月25日(日)
第9戦スペインGP 5月30日(金) ~ 31日(土)6月1日(日)
第10戦カナダGP 6月13日(金) ~ 14日(土)6月15日(日)
第11戦オーストリアGP 6月27日(金) ~ 28日(土)6月29日(日)
第12戦イギリスGP 7月4日(金) ~ 5日(土)7月6日(日)
第13戦ベルギーGP 7月25日(金) ~ 26日(土)7月27日(日)
第14戦ハンガリーGP 8月1日(金) ~ 2日(土)8月3日(日)
第15戦オランダGP 8月29日(金) ~ 30日(土)8月31日(日)
第16戦イタリアGP 9月5日(金) ~ 6日(土)9月7日(日)
第17戦アゼルバイジャンGP 9月19日(金) ~ 20日(土)9月21日(日)
第18戦シンガポールGP 10月3日(金) ~ 4日(土)10月5日(日)
第19戦アメリカGP 10月17日(金) ~ 18日(土)10月19日(日)
第20戦メキシコGP 10月24日(金) ~ 25日(土)10月26日(日)
第21戦サンパウロGP 11月7日(金) ~ 8日(土)11月9日(日)
第22戦ラスベガスGP 11月20日(木) ~ 21日(金)11月22日(土)
第23戦カタールGP 11月28日(金) ~ 29日(土)11月30日(日)
第24戦アブダビGP 12月5日(金) ~ 6日(土)12月7日(日)