▶▶▶DAZNの詳細をチェックする◀◀◀
2021シーズンのF1は新型コロナウイルスの影響もあり、日本やシンガポール、カナダ、オーストラリアなどでの開催が断念する運びに。それでも全世界を転戦し、全22レースを消化した。
迎えた2022年もF1は世界じゅうを転戦する見通し。もちろん昨今の感染症事情によりスケジュールについては変動の可能性もあるが、現状では1シーズンあたり過去最多グランプリ数となる、全23戦で行われる予定となっている。
第9戦オーストリアGP 概要
レッドブルリンクでの2連戦となるF1第9戦オーストリアGPが7月2日~4日にかけて開催される。前週の第8戦シュタイアーマルクGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが見事優勝。ホームサーキットで連勝し、最大のライバルであるメルセデスをさらに引き離すことができるかが最大の注目ポイントとなる。
編集部のおすすめ
シュタイアーマルクGPでは、フェルスタッペンがポール・トゥ・ウィンで完勝。予選から力強いパフォーマンスを発揮し、トップでスタートした決勝では全71周を通じて2位のルイス・ハミルトン(メルセデス)との間に十分なリードを築く完勝劇だった。これによってフェルスタッペンとハミルトンの差は18ポイント、レッドブルとメルセデスの差は40ポイントとさらに差を広げる結果となった。
レッドブルが圧倒的な強さを見せた第8戦の決戦から、1週間足らずで再びレッドブルリンクでの戦いが繰り広げられる。地の利を活かしてレッドブルは連勝を収め、タイトル争いにおいて独走態勢に入ることができるのだろうか。
シーズン序盤は好調な滑り出しを見せたメルセデスだが、ここ4戦はレッドブルの後塵を拝している。現行のパワーユニット(PU)が導入された2014年以降、4戦にわたってメルセデスが勝利から遠ざかっているのは初めてのこと。これは王者メルセデスにとって、近年まれに見る苦戦と言えるだろう。
2014年からダブルタイトルを7連覇している絶対王者は、このままタイトルレースからフェードアウトしてしまうのだろうか。
レッドブルと手を組むホンダにとっては、モナコGPから続く連勝が「4」に伸び、これは1991年にアイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ)が挙げた開幕4連勝以来となる30年ぶりの快挙。
残念ながら今季限りでF1での活動を終了するホンダだが、ここまでは最大のライバルであるメルセデスを凌駕する、記録にも記憶にも残るシーズンとなっている。果たしてホンダはラストイヤーで戴冠という、日本のファンが待ち望むシナリオを描くことができるだろうか。全23戦、先の長いタイトルレースの行方は誰にもわからない。しかし、レッドブルリンクで連勝となれば、タイトルを大きく手繰り寄せると状況になると言っても過言ではないだろう。
第9戦:オーストリアGP
配信予定 | 配信内容 | 実況・解説 |
---|---|---|
7月2日(金) 18:30 | フリー走行 1回目 | 解説:小倉茂徳 実況:笹川裕昭 |
7月2日(金) 22:00 | フリー走行 2回目 | 解説:柴田久仁夫 田中健一 |
7月3日(土) 19:00 | フリー走行 3回目 | 解説:小倉茂徳 田中健一 |
7月3日(土) 22:00 | 予選 F1ゾーン:予選 | 解説:中野信治 実況:笹川裕昭 |
7月4日(日) 22:00 | 決勝 F1ゾーン:決勝 | 解説:中野信治 実況:サッシャ |
サーキット(レッドブルリンク)
レッドブルリンクは1周が4.318kmと距離が短いこともあり、最速ラップは63秒ほど。予選Q1ではトラックに出たマシンによる渋滞が起こることも。
予選時にはちょっとしたミスでタイムを落とした場合、それだけでグリッド順が大きく変わる可能性もある。それだけに、ドライバーにとってはミスなく予選時から前方のポジションを確保したいところ。トラフィックを避けながらアタックするタイミングも重要となる。
決勝のDRSゾーンは3カ所設定されており、各セクションでオーバーテイクのチャンスが訪れることになる。中でもストレートエンドのターン3でインを突けるかどうかが大きなポイント。昨季はターン4でアレクサンダー・アルボンがルイス・ハミルトンに対してアウトから仕掛けたように、要所で思わぬチャレンジが見られることも。
高速と低速の特性をうまく複合させた、チャレンジングなコースでもある一方、オーストリアカラーのあしらいが特徴であるターン9~10はトラックリミットの違反が取られやすいことから、その点は留意が必要と言える。
また、第8戦シュタイアーマルクGPよりも、第9戦ではタイヤのコンパウンドが1段階柔らかい3セットが持ち込まれる予定。各チームが第8戦ではタイヤの消耗に苦しんだことから、第9戦ではどのようなタイヤマネージメントを行うのか。路面状態や気温などによるコンディションへの順応、タイヤの選択も重要な要素となりそうだ。
2020年 第1戦オーストリアGP 順位・結果
2020年はまさかの7月開幕というスケジュールになり、各チームともブランクやテスト不足の影響が露見された。
レースはバルテリ・ボッタス、マックス・フェルスタッペンが先行する流れとなるが、フェルスタッペンが早々に電気系のトラブルでリタイアとなってしまう。そこからメルセデスのワン・ツーで戦況が進み、ケビン・マグヌッセンやジョージ・ラッセルのリタイアもあり、数回にわたってセーフティーカーが導入となる。
ソフトタイヤで終盤を迎えていた3番手アレクサンダー・アルボンが2番手のルイス・ハミルトンを60周目のターン4で急襲。だがこの際に接触してアルボンは大きく順位を落とす。ハミルトンはそのまま走行して2番手フィニッシュを果たしたが、5秒のタイムペナルティにより結果として4位となった。
ノリスはハミルトンがタイムペナルティを受けたことを知り、ファイナルラップに至るまでプッシュを仕掛けてファステストラップを叩き出し、5秒加算となったハミルトンを上回る総合タイムでフィニッシュ。3位表彰台に上がっている。
順位・結果(決勝)
順位 | ドライバー | チーム | Time | Pts |
---|---|---|---|---|
1 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:30:55.739 | 25 |
2 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | +2.700 | 18 |
3 | ランド・ノリス | マクラーレン | +5.491 | 16 |
4 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | +5.689 | 12 |
5 | カルロス・サインツ | マクラーレン | +8.903 | 10 |
6 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント | +15.092 | 8 |
7 | ピエール・ガスリー | アルファ | +16.682 | 6 |
8 | エステバン・オコン | ルノー | +17.456 | 4 |
9 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | +21.146 | 2 |
10 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | +24.545 | 1 |
11 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | +31.650 | |
12 | ダニール・クビアト | アルファタウリ | +2 LAPS | |
13 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル | +4 LAPS | |
Ret. | キミ・ライコネン | アルファロメオ | ||
Ret. | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | ||
Ret. | ロマン・グロージャン | ハース | ||
Ret. | ケビン・マグヌッセン | ハース | ||
Ret. | ランス・ストロール | レーシング・ポイント | ||
Ret. | ダニエル・リカルド | ルノー | ||
Ret. | マックス・フェルスタッペン | レッドブル |
関連記事
- 【2021】F1ドライバーズ&コンストラクターズランキングまとめ|F1
- 【2021】 F1カレンダー・日程|放送・配信|視聴方法|DAZN番組表
- 【2021】F1コンストラクターズ&ドライバーズのラインナップは?|F1
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?
チーム・ドライバー
日程・番組表
レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
---|---|---|---|
第1戦 | バーレーンGP | 3月26日(金) ~27日(土) | 3月28日(日) |
第2戦 | エミリア・ロマーニャGP | 4月16日(金) ~17日(土) | 4月18日(日) |
第3戦 | ポルトガルGP | 4月30日(金) ~5月1日(土) | 5月2日(日) |
第4戦 | スペインGP | 5月7日(金) ~ 8日(土) | 5月9日(日) |
第5戦 | モナコGP | 5月20日(木) ~22日(土) | 5月23日(日) |
第6戦 | アゼルバイジャンGP | 6月4日(金) ~5日(土) | 6月6日(日) |
第7戦 | フランスGP | 6月18日(金) ~ 19日(土) | 6月20日(日) |
第8戦 | シュタイアーマルクGP | 6月25日(金) ~26日(土) | 6月27日(日) |
第9戦 | オーストリアGP | 7月2日(金) ~ 3日(土) | 7月4日(日) |
第10戦 | イギリスGP | 7月16日(金) ~ 17日(土) | 7月18日(日) |
第11戦 | ハンガリーGP | 7月30日(金) ~31日(土) | 8月1日(日) |
第12戦 | ベルギーGP | 8月27日(金) ~28日(土) | 8月29日(日) |
第13戦 | オランダGP | 9月3日(金) ~ 4日(土) | 9月5日(日) |
第14戦 | イタリアGP | 9月10日(金) ~ 11日(土) | 9月12日(日) |
第15戦 | ロシアGP | 9月24日(金) ~25日(土) | 9月26日(日) |
第16戦 | トルコGP | 10月8日(金) ~ 9日(土) | 10月10日(日) |
第17戦 | アメリカGP | 10月22日(金) ~ 23日(土) | 10月24日(日) |
第18戦 | メキシコGP | 11月5日(金) ~ 6日(土) | 11月7日(日) |
第19戦 | サンパウロGP | 11月12日(金) ~ 13日(土) | 11月14日(日) |
第20戦 | カタールGP | 11月19日(金) ~ 20日(土) | 11月21日(日) |
第21戦 | サウジアラビアGP | 12月3日(金) ~ 4日(土) | 12月5日(日) |
第22戦 | アブダビGP | 12月10日(金) ~ 11日(土) | 12月12日(日) |