DAZN News

【注目ドライバー】7年ぶりの日本人F1ドライバー角田裕毅…初年度からの躍進に注目|アルファタウリ|F1

読了時間 7分
2021-03-13 Tsunoda Yuki Alphatauri F1 Formula 1 Getty Images

🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷
📢F1に関するアンケート実施中📢
🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷

若くして才覚を示す

2000年、神奈川県相模原市に育った角田裕毅は父親の影響で幼少期よりカートレースに親しみ、キッズカート、ジュニアカート競技で腕を磨いた。なお、このときには後にF2でともに戦い、アルファタウリのF1マシンでテスト走行をすることになる1歳年上の佐藤万璃音とも交流があったという。

角田は国内のカートレースで実績を残し、16歳になった2016年には四輪レース出場に必須となる限定A級ライセンスを取得した。一方で同年にはSRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクール)を卒業し、フォーミュラのスーパーFJでも目覚ましい活躍を見せた。

FIA-F4選手権、フォーミュラ4を経て、2018年ホンダの選手育成システムのHFDP(ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)の育成メンバーに選出された。このシーズン、2年目となるFIA-F4では年間7勝をマークしてチャンピオンに輝いている。

同時期、ホンダはF1でタッグを組むレッドブルと提携。角田はホンダの推薦もあり、ハンガロリンクで行われたF3の合同テストへと参加。ここで目に見える速さを披露したことから、レッドブルのレース部門責任者であるヘルムート・マルコ氏から高い評価を得た。この後、レッドブル・ジュニアチームにも籍を置くことが決まった。

2019年からヨーロッパで転戦

2020-11-05 Tsunoda Yuki Alphatauri

2019シーズンはFIAのF3にイェンツァー・モータースポーツから参戦。ヨーロッパを転戦した初のF3シーズンはモンツァで1勝をマークし、年間9位となった。同シーズンの終盤戦では3度表彰台に上がるなど、目に見えた成長を示したことから、翌2020シーズンはF2へとステップアップすることに。

また、F3と並行してユーロフォーミュラ・オープン選手権にも挑戦し、こちらは総合4位。幼馴染である佐藤万璃音がこのコンペティションでは総合優勝を果たしている。

2020シーズンはF2で躍進

そしてF2初挑戦となった2020シーズンはカーリンより参戦。シーズン序盤から、卓越した速さとともに若さに似合わぬ落ち着いたレースぶりを見せた。第5戦シルバーストンのレース2では終盤にトップ浮上、そのままトップチェッカーを受けた。初のF2優勝を果たしている。

第7戦スパのレース1ではニキータ・マゼピンと激しいトップ争いを展開するも、マゼピンがコースを絞って角田がコース外に弾かれるという状況に。マゼピンには5秒ペナルティが科され、角田の優勝が決まった。なお、タイムペナルティにより2位となったマゼピンはレース終了後、順位ボードを弾き飛ばし、優勝を喜ぶ角田にあわや激突も、という一幕があった。

そして9月のソチ・ラウンド終了時点で、角田にはアルファタウリからF1デビューの打診があり、水面下ではすでにF1昇格へ動き出していたという。角田はF1走行の必須条件となるスーパーライセンス取得に向け、F2でのシーズン5位以上フィニッシュが必須となった。

2020-08-30 F2 Formula 2 Tsunoda Yuki

10月14日にはアルファタウリのファクトリーであるイタリア・ファエンツァで角田はシート合わせを行い、11月4日には2018年式のトロロッソマシンを駆り、イモラ・サーキットで352kmの走行実績を積んだ。

そして迎えた第11戦バーレーン1では予選の終盤にスピンを喫し、まさかの最後尾スタートに。だが角田はレース1で最後尾から次々にオーバーテイクを敢行し、フィーチャーレースで6位フィニッシュを果たす。

翌日のレース2では序盤で接触したためタイヤ交換を余儀なくされ、そこからは角田は上位争いに加わることができず。結果的にノーポイントの15位フィニッシュとなった。

このレースでは年間順位を争うライバルのロバート・シュワルツマン、ニキータ・マゼピンがワン・ツーでゴールしたため、角田は年間順位を5位に落としてしまう。当時6位のクリスチャン・ルンガーもポイント差で迫っており、再び角田はピンチに陥る状況となった。

2020-11-29 F2 Formula 2 Tsunoda Yuki

窮地の角田は最終ラウンドの第12戦バーレーン2で、卓越した勝負度胸を示した。レース1予選ではポールポジションを獲得し、これで4ポイントを加算してランキング4位に浮上。フィーチャーレースでは序盤で一度マゼピンにトップを譲るものの、角田はそこからタイヤを温存しつつ、冷静にチャンスを窺う。

そしてラスト5周、マゼピンをホームストレートで抜いてトップに躍り出ると、そのまま後続を突き放してリーダーとしてフィニッシュを果たす。これで角田はスプリントレース1戦を残し、年間5位以上が確定。スーパーライセンス取得条件をほぼクリアとした。

翌日のスプリントレースでも角田は冷静なレース運びを見せて上位を狙い、最終ラップの最終コーナーで2位に浮上し、表彰台に立った。このレースではファステストラップのポイントも角田に加算となり、シーズン200ポイントに到達。2位のカラム・アイロットとは1ポイント差の年間3位となり、角田はスーパーライセンス取得条件にストレートイン成功となった。

7年ぶりの日本人F1ドライバーに

2020年12月16日、アルファタウリF1チームは2021年のシートに角田裕毅が収まることを正式発表した。

ケータハムのレギュラードライバーとして2014シーズンに戦った小林可夢偉以来、7年ぶりの日本人F1ドライバー誕生。また、2000年以降に生まれたレーサーとして、史上初のF1ドライバーでもある。

なお、2020年のF2ではルーキー最上位となる3位でシーズンを終えた角田に対し、最優秀新人賞にあたるアントワーヌ・ユベール・アワードが贈られた。

2020-12-09 Tsunoda Yuki F2 Formula 2

ホンダは2021シーズンをもってF1活動を終えると公表している。パワーユニットはレッドブルグループに受け継がれることになるが、日本人ドライバーはホンダのラストイヤーで才能を示し、上位争いに食い込めるのかが最大の焦点となる。

アルファタウリは2020年のコンストラクターズランキングを7位で終えた。だが第8戦イタリアGPではピエール・ガスリーがキャリア初優勝を果たすなど、展開次第では上位進出を狙える位置にいるという見方も。

2021年の角田はF1初年度であり、まずはF2とは大きく異るF1カーへ順応する必要がある。それでもF1初の公式セッションである3月12日~14日のプレシーズンテストでは3日目終盤、マックス・フェルスタッペンから0.093秒差で、全体2番手となる自己ベストタイムをマークした。これは角田が持つ非凡な才能、そしてF1昇格から間もない状況でも卓越した適応能力を示した形に。優れた才能、冷静沈着なハートを有しているとして、世界中から一躍注目を集める存在となっている。

その実現性はもちろん容易なものではないが、角田は鈴木亜久里、佐藤琢磨、小林可夢偉に続いて、表彰台へと上がる4人目の日本人F1ドライバーになるかもしれない。

プロフィール

角田裕毅

2021-03-13 Tsunoda Yuki Alphatauri F1 Formula 1

2000年5月11日生まれ|日本国籍|アルファタウリ(2021~)

※これまでF1での出走はなし

関連記事

チーム・ドライバー

日程・番組表

  レース フリー走行・予選 決勝
第1戦 バーレーンGP 3月26日(金) ~27日(土) 3月28日(日)
第2戦 エミリア・ロマーニャGP 4月16日(金) ~17日(土) 4月18日(日)
第3戦 ポルトガルGP 4月30日(金) ~5月1日(土) 5月2日(日)
第4戦 スペインGP 5月7日(金) ~ 8日(土) 5月9日(日)
第5戦 モナコGP 5月21日(金) ~22日(土) 5月23日(日)
第6戦 アゼルバイジャンGP 6月4日(金) ~5日(土) 6月6日(日)
第7戦 カナダGP 6月11日(金) ~ 12日(土) 6月13日(日)
第8戦 フランスGP 6月25日(金) ~26日(土) 6月27日(日)
第9戦 オーストリアGP 7月2日(金) ~ 3日(土) 7月4日(日)
第10戦 イギリスGP 7月16日(金) ~ 17日(土) 7月18日(日)
第11戦 ハンガリーGP 7月30日(金) ~31日(土) 8月1日(日)
第12戦 ベルギーGP 8月27日(金) ~28日(土) 8月29日(日)
第13戦 オランダGP 9月3日(金) ~ 4日(土) 9月5日(日)
第14戦 イタリアGP 9月10日(金) ~ 11日(土) 9月12日(日)
第15戦 ロシアGP 9月24日(金) ~25日(土) 9月26日(日)
第16戦 シンガポールGP 10月1日(金) ~ 2日(土) 10月3日(日)
第17戦 日本GP 10月8日(金) ~ 9日(土) 10月10日(日)
第18戦 アメリカGP 10月22日(金) ~ 23日(土) 10月24日(日)
第19戦 メキシコGP 10月29日(金) ~ 30日(土) 10月31日(日)
第20戦 サンパウロGP 11月12日(金) ~ 13日(土) 11月14日(日)
第21戦 オーストラリアGP 11月19日(金) ~ 20日(土) 11月21日(日)
第22戦 サウジアラビアGP 12月3日(金) ~ 4日(土) 12月5日(日)
第23戦 アブダビGP 12月10日(金) ~ 11日(土) 12月12日(日)

F1の視聴方法

DAZNでは2021年もF1™に加えて、F2、F3の全レースが配信予定。さらにF1™各グランプリの予選、決勝時にはオリジナル番組『F1 ZONE』が配信される。メインフィード、オンボードカメラ、タイムフィード、ドライバートラッカーの4つのフィードを一つの画面で見ることができる画期的な番組だ。

毎週水曜日には、新コンテンツ「WEDNESDAY F1 TIME」が配信される。コース紹介や各コーナーの攻略法を交えたレースプレビュー、レース後に注目のF1ドライバー、角田裕毅選手がレースを振り返る。

また、各グランプリ後の金曜日には、未公開映像を交えながら、F1™中継の解説を務める小倉茂徳氏と田中健一氏が、ビハインド・ザ・シーンで各レースを振り返る『F1 LAB(ラボ)』が配信され、レース以外の日でもF1™に触れることができる。

DAZNの月額料金は1,925円 (税込)。加入後は1ヶ月の無料体験期間がある。登録方法は以下の通り:

  1. DAZN  にアクセスし、登録ページへ
  2. 登録フォームに必要項目(氏名、メールアドレス、支払情報)を入力すれば登録完了、1ヶ月無料体験がスタート
  3. DAZNアプリをテレビ、タブレット、スマホにダウンロードすれば視聴開始できる

関連記事

🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷
📢F1に関するアンケート実施中📢
🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷

最新ニュース