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【2021】手に汗握る超高速公道コースのバクー決戦…第6戦アゼルバイジャンGP|開催日程・放送予定

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2021-05-22 2019 Azerbaijan Circuit F1 Formula 1 Getty Images

2020シーズンのF1は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、7月上旬に開幕戦を迎え、12月中旬の第17戦アブダビGPで最終戦を迎えるという未曾有のシーズンとなった。

翌2021年のF1も3月にオーストラリアで開幕する予定だったが、昨今の感染症事情によりオーストラリアでの実施は11月へとスライドになり、第2戦予定だったバーレーンが繰り上がりで開幕戦に設定された。1シーズンあたり過去最多グランプリ数となる全23戦で世界を転戦する予定となっている。

F1第6戦アゼルバイジャンGP 概要

伝統の一戦、モナコGPを終えたF1は、舞台をカスピ海沿岸の国アゼルバイジャンに移す。波乱のモナコGPでランキングに大きな変動があったことから、俄然面白さを増したタイトルレース。レッドブルとメルセデス、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンの熾烈なトップ争いから目が離せない。

第5戦モナコに続くストリートサーキット2連戦の2レース目、首都・バクーの市街地で超高速バトルが繰り広げられる。

前戦では、これまでモナコの地で苦汁をなめてきたフェルスタッペンが、自身初の表彰台を優勝で飾った。ハミルトンが7位に終わったこともあり、ドライバーズランキングは逆転。フェルスタッペンがF1参戦後初めてのポイントリーダーとなっている。また、レッドブルのセルジオ・ペレスが4位、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトラブルによりリタイアしたことで、コンストラクターズランキングでもレッドブルがメルセデスを上回った。その差がごくわずかとはいえ、レッドブル・ホンダとフェルスタッペンがランキングのトップに立ったという事実は、ラストイヤーに懸けるホンダにとっては至上の喜びだろう。目まぐるしく動く両チームの争いは、今後も大いに我々を楽しませてくれそうだ。

F1デビューイヤーを過ごす角田裕毅は、開幕戦のバーレーンGPこそ入賞を果たすも、その後4戦連続でポイントなしと苦戦が続く。事態を改善するために、チームは現在イギリスのミルトンキーンズに滞在している角田を、イタリアのファエンツァに移すことを決めた。これはレッドブルの本拠地からアルファタウリの本拠地への移動を意味し、チームとのコミュニケーション向上が目的と見られる。チーム代表のフランツ・トストの下で、角田はよりレースに集中し再起を図ることになる。まだまだ成長途上にある角田が、新たな環境で一皮むけ、再び世界を驚かせる走りを見せてくれることを期待したい。

コロナ禍により2年ぶりの開催となるアゼルバイジャンGPは、市街地に仮設されたバクー・シティ・サーキットで行われる。モナコに続いて公道レースでの二連戦だが、モナコGPと同じ展開になるとは考えにくい。道幅が狭く曲がりくねった低速セクターはモナコの特性に似ているものの、決定的に違うのは約2キロのロングストレートに見られる高速区間があること。低速と高速が入り乱れるサーキットであるため、各陣営はマシンの設定に頭を悩ませることになるだろう。ダウンフォースを確保しつつ、ストレートではトップスピードを出さなければならないコースは、チームにとってもドライバーにとっても腕の見せどころとなる。

ヨーロッパGPとして開催された2016年を含め、アゼルバイジャンGPではこれまで全て異なるドライバーが優勝を果たしている。メルセデスの両ドライバーはすでに優勝しているため、未だ優勝がないフェルスタッペンにとってこのジンクスは追い風になるかもしれない。王者メルセデスが再浮上の狼煙を上げるのか、それとも新たなチャンピオンが誕生するのか。タイトルレースの行方に大きな影響を及ぼすであろうアゼルバイジャンGPは、チェッカーフラッグが振られるその時まで一瞬たりとも見逃せない。

アゼルバイジャンGPの成り立ち

アゼルバイジャンにF1が初上陸したのは2016年。ロシアとカスピ海に接するこの小国は、産油国として急激な経済発展を遂げ、近代的なビル群と古い城壁都市の建築物が並び立っている。

ヨーロッパからは地理的に近く、新しい国での開催を希望するF1側と、ヨーロッパをはじめ外国からの観光客誘致に取り組む現地の主催者の利害が一致して、グランプリ開催が決定した。初年度は「ヨーロッパGP」の名称で行われ、翌年から「アゼルバイジャンGP」として現在に至っている。

ユニークなコースレイアウトは、数多くのサーキットを手掛けるヘルマン・ティルケが、首都バクー市街地の公道を基に設計。2kmを超える特徴的なストレートを持つ「超高速・市街地サーキット」というこれまでにない、新しいタイプのサーキットを完成させた。

毎年リタイアが多いグランプリとして知られており、意外なドライバーが表彰台に上がるなど、波乱は必至。国を挙げての後押しもあり、2023年までの開催は決定しているため、今後もスペクタクルなレースが見られることだろう。

レース開催日程・DAZN配信予定

第6戦アゼルバイジャンGP/バクー市街地コース

F1

配信予定 配信内容 実況・解説
6月4日(金)
17:30
フリー走行
1回目
解説:小倉茂徳 田中健一
6月4日(金)
21:00
フリー走行
2回目
解説:小倉茂徳 田中健一
6月5日(土)
18:00
フリー走行
3回目
解説:小倉茂徳 実況:サッシャ
6月5日(土)
21:00
予選
F1ゾーン:予選
解説:小倉茂徳 実況:サッシャ
6月6日(日)
21:00
決勝
F1ゾーン:決勝
解説:小倉茂徳 実況:サッシャ

サーキット(バクー市街地コース)

2021-05-22 Azerbaijan Circuit F1 Formula 1

カスピ海沿いを猛スピードで駆け抜ける2キロ近い超ロングストレートなどの高速エリアと、世界遺産に登録された狭い旧市街地を周る低速エリアを併せ持つ、ユニークな市街地コースだ。

セクター1はストレートと90度コーナーをつないだレイアウト。非常に狭いコース幅とアップダウンのあるテクニカルなセクター2を抜けると、セクター3は曲がりの小さいコーナーがあるものの、ほぼ全域をフルスロットルで走り抜ける。

オーバーテイクポイントはターン1。長いストレートの影響で、ある程度離れていてもスリップストリームが効くこともあり、追いつくことができれば抜き去ることは比較的容易と言える。しかし、ガードレールに囲まれた市街地コースのため、その他のポイントでのオーバーテイクはあまり見られない。

過去のレースを見ると、トップスピード重視のセッティングが有利とされており、やはりエンジンパワーがものをいう。僅差でひしめくメルセデス・ホンダ・フェラーリ・ルノーの力比べが見られることだろう。

また、ウォールに囲まれた市街地コースであることから、セーフティーカー導入となる可能性も十分にある。2017年にはセーフティーカーのタイミングで、ルイス・ハミルトンのブレーキングにいら立ったセバスチャン・ベッテルが追突してしまうというアクシデント&心理戦も繰り広げられた。

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チーム・ドライバー

日程・番組表

  レース フリー走行・予選 決勝
第1戦 バーレーンGP 3月26日(金) ~27日(土) 3月28日(日)
第2戦 エミリア・ロマーニャGP 4月16日(金) ~17日(土) 4月18日(日)
第3戦 ポルトガルGP 4月30日(金) ~5月1日(土) 5月2日(日)
第4戦 スペインGP 5月7日(金) ~ 8日(土) 5月9日(日)
第5戦 モナコGP 5月20日(木) ~22日(土) 5月23日(日)
第6戦 アゼルバイジャンGP 6月4日(金) ~5日(土) 6月6日(日)
第7戦 フランスGP 6月18日(金) ~ 19日(土) 6月20日(日)
第8戦 シュタイアーマルクGP 6月25日(金) ~26日(土) 6月27日(日)
第9戦 オーストリアGP 7月2日(金) ~ 3日(土) 7月4日(日)
第10戦 イギリスGP 7月16日(金) ~ 17日(土) 7月18日(日)
第11戦 ハンガリーGP 7月30日(金) ~31日(土) 8月1日(日)
第12戦 ベルギーGP 8月27日(金) ~28日(土) 8月29日(日)
第13戦 オランダGP 9月3日(金) ~ 4日(土) 9月5日(日)
第14戦 イタリアGP 9月10日(金) ~ 11日(土) 9月12日(日)
第15戦 ロシアGP 9月24日(金) ~25日(土) 9月26日(日)
第16戦 シンガポールGP 10月1日(金) ~ 2日(土) 10月3日(日)
第17戦 日本GP 10月8日(金) ~ 9日(土) 10月10日(日)
第18戦 アメリカGP 10月22日(金) ~ 23日(土) 10月24日(日)
第19戦 メキシコGP 10月29日(金) ~ 30日(土) 10月31日(日)
第20戦 サンパウロGP 11月12日(金) ~ 13日(土) 11月14日(日)
第21戦 オーストラリアGP 11月19日(金) ~ 20日(土) 11月21日(日)
第22戦 サウジアラビアGP 12月3日(金) ~ 4日(土) 12月5日(日)
第23戦 アブダビGP 12月10日(金) ~ 11日(土) 12月12日(日)

F1の視聴方法

DAZNでは2021年もF1™に加えて、F2、F3の全レースが配信予定。さらにF1™各グランプリの予選、決勝時にはオリジナル番組『F1 ZONE』が配信される。メインフィード、オンボードカメラ、タイムフィード、ドライバートラッカーの4つのフィードを一つの画面で見ることができる画期的な番組だ。

毎週水曜日には、新コンテンツ「WEDNESDAY F1 TIME」が配信される。コース紹介や各コーナーの攻略法を交えたレースプレビュー、レース後に注目のF1ドライバー、角田裕毅選手がレースを振り返る。

また、各グランプリ後の金曜日には、未公開映像を交えながら、F1™中継の解説を務める小倉茂徳氏と田中健一氏が、ビハインド・ザ・シーンで各レースを振り返る『F1 LAB(ラボ)』が配信され、レース以外の日でもF1™に触れることができる。

DAZNの月額料金は1,925円 (税込)。加入後は1ヶ月の無料体験期間がある。登録方法は以下の通り:

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