【移籍情報】八戸が水戸MF杉浦文哉の加入を発表！J2首位→J3首位へ「僕も八戸の地でＪ２昇格に向けて全力で頑張ります」 | Jリーグ

ヴァンラーレ八戸は8日、水戸ホーリーホックよりMF杉浦文哉が期限付き移籍にて加入することを発表した。なお、移籍期間は2026年1月31日まで。期間中は水戸との対戦する公式戦には出場できない。背番号は34を着用する。

1999年9月23日生まれの杉浦は、愛知県出身のMF。名古屋グランパスの下部組織で育ち、明治大を経て、22年に水戸に加入した。学生時代は世代別代表に選ばれた経歴があり、明治大では10番を背負った逸材。プロ入り後は、23年の26試合出場がキャリアハイで、昨季は左足の怪我で手術を行い、今季もここまでリーグ戦1試合出場と出場機会の獲得に苦しんでいた。

J3の八戸は、リーグ戦22試合を終え、14勝4分4敗で首位。中断前にはリーグ6連勝を飾っており、クラブ初の昇格に向けて好調を維持している。J2首位の水戸から迎えた新戦力の加入がさらにチームの好調を後押しするものとなるか、注目だ。

なお、3シーズン半を過ごした水戸の公式サイトでは以下のように感謝の思いを綴っている。

「まずは、大学を卒業してからの3年半、どんなときも熱い応援、励ましの言葉をくださったファン・サポーターの皆さん本当にありがとうございました。

この3年半を振り返ると、プロデビュー、初ゴール、初アシスト、北関東ダービー逆転優勝、手術からの半年のリハビリ、そして、復帰後初ゴール。さらには結婚、娘の誕生と僕の人生にとって間違いなく一生忘れることのない瞬間をこのクラブと共に経験することができました。

僕をプロとしてスカウトしてくださった西村GMをはじめとする、小島社長、森監督、テクニカルスタッフ、メディカルスタッフ、フロントスタッフ、チームメイト、パートナー企業の皆さま、各市町村の皆さま、言い出したらきりがありませんが、この場を借りて感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。

このクラブであと一つ共に見たかったのは「昇格」です。今年、そのチャンスが水戸の歴史上一番近くにある状態です。 ただ、僕のサッカー選手としてのキャリアは有限です。この半年選手として難しい時間を過ごしました。とても葛藤し悩みましたが、この決断をしました。この決断を許してくださったクラブには感謝しています。

水戸が昇格争いをしている中、僕も八戸の地でＪ２昇格に向けて全力で頑張ります。 そしてまたいつかピッチで躍動している姿を見せられるよう頑張っていきます。 3年半本当にありがとうございました。」

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