名古屋グランパス 対 浦和レッズ の見どころ
ミッドウィークにJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝で相対した名古屋と浦和の同一カード3連戦の2試合目となる。今回はリーグ戦での対峙。勝って前進するのはどちらか。
名古屋は直近の5試合で1勝3分1敗と難しい戦いが続いている。降格圏とも勝点差が迫っており現在12位。この状況を打破しなければいけないだろう。そういった状況を鑑みて、今夏には積極的な補強を敢行。決意を持っての復帰となったFW永井謙佑は前節出場を飾り、ルヴァンカップではMF永木亮太とMF重廣卓也がプレー。さっそく新加入の選手をメンバー入りさせることで、チーム力の底上げを狙っている。
3連戦の一発目となったルヴァンカップ準々決勝第1戦は1-1のドロー決着となった。序盤こそ名古屋が主導権を握る時間帯もあったが、FW松尾佑介のゴールで浦和が先制。後半にメンバーを入れ替えて攻勢をかけた名古屋はDF森下龍矢のゴールで追いついたが、そのまま試合は終わり、浦和がアウェイゴールを持ち帰る結果になった。
もちろん勝利が欲しい試合だったが、控え組中心のメンバーで臨み、後半から主力を投入するスタイルを取った中では悪くない結果だったとも言える。ここでオプションを試すことができたため、残りの2試合の戦術の幅は大きく広がったはずだ。この流れを今回のリーグ戦にもつなげたい。注目はやはり永井。名古屋に戻ってきたスピードスターがどんなパフォーマンスを見せるか注目だ。
一方、浦和は8戦負けなしの3連勝で好調を維持。前節の川崎フロンターレ戦では相手が難しい状況にある中で、しっかりと得点を重ねて勝利を奪って見せた。リカルド・ロドリゲス監督のサッカーが浸透し、攻守に整理がされた印象も強い。ここからどれだけ上位に食い込んでいくかが注目される。
そんなチームにおいて最も調子がいいと言っていいのが、前線に入る松尾だ。川崎F戦でゴールを奪うと、ルヴァンカップでも得点を奪取。今夏に獲得したFWブライアン・リンセンが負傷してしまうアクシデントがあったが、新たな前線の点取り屋として躍動している。今節も彼が前線でどのような絡みを見せるかがポイントになるだろう。唯一の懸念点は、先日のアレクサンダー・ショルツの負傷交代か。最終ラインの要だけに、不在時に守備陣を引き締められる選手の登場に期待したい。
来週には第3戦が待っているが、互いにまずは目の前の試合に勝利するために全力を尽くす。
J1第24節 対戦カード一覧
| 日時 | 対戦カード | スタジアム | 配信・放送予定 |
|---|---|---|---|
| 8月6日（土） 18:00 | 鹿島アントラーズ vs サンフレッチェ広島 | カシマ | DAZN |
| 8月6日（土） 18:30 | 京都サンガF.C. vs 柏レイソル | サンガS | DAZN |
| 8月6日（土） 19:00 | 名古屋グランパス vs 浦和レッズ | 豊田ス | DAZN NHK BS1 |
| 8月6日（土） 19:00 | セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸 | ヨドコウ | DAZN |
| 試合中止 | アビスパ福岡 vs ガンバ大阪 | ベススタ | DAZN |
| 8月7日（日） 18:00 | FC東京 vs 清水エスパルス | 味スタ | DAZN |
| 8月7日（日） 19:00 | 川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス | 等々力 | DAZN |
| 8月7日（日） 19:00 | 湘南ベルマーレ vs 北海道コンサドーレ札幌 | レモンS | DAZN |
| 8月7日（日） 19:00 | サガン鳥栖 vs ジュビロ磐田 | 駅スタ | DAZN |
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