14日、各地でJ1、J2、J3の試合が行われた。
首位の横浜F・マリノスは敵地で京都サンガF.C.と対戦。優勝争い、そして残留争いと状況は大きく違いながらも、互いに勝点3を目指して試合に臨んだ。
そんな中、試合を先に動かしたのは横浜FMだった。25分、左サイドからのFKのチャンスを得ると、DF永戸勝也の鋭いボールにDFエドゥアルドがフリーでヘディングを押し込み先制。エドゥアルドは嬉しい移籍後初ゴールとなった。この得点でリードを奪うと主導権は横浜FMへ。後半に入って50分には、セットプレーの流れからGKが弾いたボールをFWエウベルがループで狙い、弧を描いたシュートがゴールに決まってリードを2点に広げた。
ゲーム終盤、88分にセットプレーからMF金子大毅が1点を返すものの、京都の反撃はそこまで。首位・横浜FMが大きな勝点3を手にした。
一方、2位の川崎フロンターレは敵地で名古屋グランパスと対戦。試合は序盤から拮抗した展開で推移し、どちらにもなかなかゴールが生まれない時間が続く。前半終盤にはMF橘田健人が決定的なチャンスを得るが、シュートは枠の上。スコアレスのまま前半を折り返した。
後半、メンバー交代の影響もあって名古屋にもチャンスが増えていたが、61分にクロスボールのこぼれ球を橘田が冷静に押し込んで川崎Fが先制に成功した。ただ、74分にはCKのセカンドボールをMF稲垣祥がダイレクトでシュート。これがディフレクトしながらゴールに吸い込まれ、名古屋もすぐに同点に追いついた。結果、このまま試合は終了。2位・川崎Fからすると手痛い勝点1となった。
そのほか、ヴィッセル神戸がFC東京に勝利して自動降格圏を抜け出し16位に浮上。浦和レッズとセレッソ大阪の試合は1-0でC大阪が勝利している。
J2は11試合が開催。2位の横浜FC、3位のファジアーノ岡山が敗れた中、首位のアルビレックス新潟が敵地でヴァンフォーレ甲府に勝利し、2位との勝点差を広げることに成功した。また、ベガルタ仙台は連敗をストップして4位に上がり、プレーオフ圏内に入っているロアッソ熊本、FC町田ゼルビアは互いに勝点1を積み上げるに至っている。
唯一のJ3マッチとなったFC岐阜と藤枝MYFCの試合は、藤枝が敵地で3得点を奪って勝利。連勝で順位を4位に上げた。
・J3第21節
岐阜 0-3 藤枝
●互いに残留に向けて勝利の欲しい一戦。北海道コンサドーレ札幌対ジュビロ磐田の見どころ | 日程・放送・配信予定 | Jリーグ
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