名古屋の新指揮官はミハイロ・ペトロヴィッチ氏に決定！「一年間の休養期間がありましたが…」　J1歴代3位の247勝を積み上げた名将が到来 ｜ Jリーグ

【国内サッカー 最新ニュース】名古屋グランパスは12月18日、サンフレッチェ広島や浦和レッズなどを率いた経験を持つミハイロ・ペトロヴィッチ氏が2026シーズンより監督に就任することをクラブ公式サイト上で発表した。

名古屋のクラブ公式サイトは「ミハイロ ペトロヴィッチ氏 トップチーム監督就任決定のお知らせ」と題したリリースを掲載。「標記の件、2026シーズンよりミハイロ ペトロヴィッチ氏がトップチーム監督に就任することが決定しました」と伝えた。

同サイトには、次のようにペトロヴィッチ氏のコメントが掲載されている。

「長い監督キャリアの中で、一年間の休養期間がありましたが、その間もサッカーへの情熱やモチベーションが下がることは一切ありませんでした。名古屋グランパスは、日本でも屈指の歴史と規模を誇るクラブであり、常に優勝を目標とし、ACLで戦うべきチームだと考えています。その目標を実現するために、魅力ある良いサッカーを追求し、常に勝利を目指して、クラブとともに全力を尽くしていきます」

ペトロヴィッチ氏は、1957年10月18日生まれの68歳。1993年に現役を引退すると、以降は指導者の道に進んだ。自身のルーツであるオーストリアのSVペラウやSKシュトゥルム・グラーツ、オーストリアと隣接するスロベニアのNKプリモリェなどを指揮。2006年6月に広島監督に就任すると、Jリーグ ディビジョン1の下位に低迷していたチームを立て直してJ1残留に導いた。広島ではFUJI XEROX SUPER CUPを制覇しており（2008シーズン）、若手育成でもクラブに多くの財産を残している。

2012-2017シーズンにかけては浦和を指揮。明治安田生命J1リーグ 1stステージ優勝（2015シーズン）、同2ndステージ優勝（2016シーズン）、JリーグYBCルヴァンカップ優勝（2016シーズン）といったタイトルをクラブにもたらした。2018-2024シーズンにかけては北海道コンサドーレ札幌で長期政権を築き、クラブ史上最高のリーグ4位（2018シーズン）までチームを引き上げた。2024シーズン限りで札幌の指揮官を退任すると（札幌はJ2降格）、以降はフリーの状態が続いていた。

68歳の名将は、J1歴代3位の通算247勝を積み上げている。“ミシャ式”は名古屋にどのような化学変化をもたらすのだろうか。

 

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