見取り図・盛山晋太郎さんがMCを務め、DAZNで無料配信されている「もりちゃんずコロシアム」。同番組の最新エピソードで、「J2沼過ぎ問題」が取り上げられた。
【動画はこちら】どうしてJ2は沼なのか? 収入減、選手の引き抜き、スポンサー離れ……J1から降格したチームがなかなか昇格を果たせず、ファンの間では「沼」や「魔境」とも呼ばれるJ2。番組の調査では降格したチームの6割以上が1年でのJ1復帰を果たせず、J2沼にはまってしまうという。
例えばJリーグカップ2連覇などの実績を持つジェフユナイテッド千葉は15年以上もJ2生活が続き、かつて10シーズン連続でJ1に所属していたRB大宮アルディージャは、2018年のJ2降格からJ1復帰を果たせず、2023年にはJ3降格の憂き目にもあった。
ではどうして沼にはまってしまうのか。番組では資金面の影響が取り上げられた。J1からJ2に降格することで、リーグから支給される均等配分金が2.5億円から1億円に減少。クラブごとの視聴者数やシーズンパス販売実績に対して支給されるファン指標配分金も減少する傾向にある。観客動員数の減少、スポンサー離れも進む。
そうした中で、クラブは高額な年俸を必要とするベテランや外国籍選手を放出するなど、戦力の調整を余儀なくされる。一方で活躍した若手選手はJ1勢や海外クラブに引き抜かれるなど、競争力のある選手層の維持も困難。予算規模縮小に伴い、長距離のバス移動など選手の待遇も厳しいものになるそうだ。
ゲストとして出演し、J1からJ3まで優勝経験を持つ森脇良太さんも選手目線でJ2、J3の厳しさを語った。移動に関しては「新幹線もグリーン車から指定席、指定席から自由席になることもありました」と述懐。「J1だと飛行機移動のところが、J3ではバス、フェリー、電車と、とにかくコストを抑えて移動するんです」と明かした。
森脇さんは下部カテゴリーでプレーする選手の懐事情も明かしてくれた。「愛媛での給料はJ1時代の20分の1。実際に給料明細を見て奥さんと一緒に『お金も大事』だなってなりましたけど(笑)、お金じゃないものをたくさん得られたので、移籍してよかったです」。
年俸以外の部分にも、カテゴリー差は大きいという。森脇さんは「J3ではゴール給はないと思いますし、勝利給はガクッと下がります。J1だと1試合勝てばウン十万と勝利給がもらえるのですが、J3だとウン千円」と明かした。さらにクラブの支給物についても、「移動に使うジャージはレンタルで、1年終わったら返却しないといけなくて。J1だと2-3着もらえるんですけどね」と待遇の差を語った。
「もりちゃんずコロシアム」はDAZNで無料配信中。ヒールなサッカー番組をコンセプトに、サッカー界のタブーに切り込んだり、ヒールと呼ばれる現役選手や元選手たちからその極意を教わったりと、これまでのサッカー番組とは一線を画す内容となっている。これまで全7回のエピソードが配信されており、水掛けPKを科学的に検証する、安田さんが危険を感じた先輩をランキング形式で発表する、といった企画を行っている。
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