今季の明治安田Jリーグでは、レフェリングスタンダードが大きな注目を集めている。アクチュアル・プレーイングタイム(インプレーの時間)の増加により、さらに魅力的なリーグが作り上げられていくことが期待されている。
『シンレポ -Jリーグ審判レポート- #3(後編) 』では、大テーマの「素早いリスタートを促す / 試合を過剰に止めない」にフォーカス。日本サッカー協会(JFA)審判委員の廣瀬格氏、Jリーグ企画ダイレクターの小林祐三氏、元日本代表で現在は流経大柏高校サッカー部コーチを務める南雄太氏がゲストとして登場し、今季ここまでで印象的だったシーンに着目した。
まず紹介されたのは、4月9日に行われたJ1第5節の川崎フロンターレ対横浜F・マリノス戦。最終的に3-3で終了した白熱の“神奈川ダービー”では、40分に注目のシーンが飛び出した。
横浜FMのMF井上健太が右サイドを突破しようとするも、掴まれて倒される。すると、御厨貴文主審はアドバンテージを取り、ファウルをスルー。直後に井上をフォローしていたFWヤン・マテウスの左足弾が決まり、先制されていた横浜FMは1-1の同点に追いついた。
廣瀬氏は、井上が掴まれている時の御厨主審の左手に注目。「口まで笛がいってます。今までならここで笛を吹いていたかもしれません」と私見を述べ、次のように続けた。
「ホールディングへのやり返しがあるかもしれないので、(今までのように)笛を吹いてフリーキックで再開するという思いもレフェリーにはあったと思います。ただホールディングされている選手(井上)の前に向かおうとする推進力を見てプレーを続けさせています」
まさに「試合を過剰に止めない」ジャッジの象徴のようなシーンだ。さらに、番組内ではY・マテウスのシュート軌道上にいた横浜FMの2選手がオフサイドに関わるかどうかを判断したビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)と御厨主審のコミュニケーションの様子を収めた動画を公開。元日本代表GK南氏は緊迫したやりとりに「生々しいですね」と驚きを隠せない様子だった。
また、番組では4月2日に行われたJ1第8節の京都サンガF.C.対柏レイソル戦における京都の同点弾(90+7分 / 2つのハンドの可能性)、4月6日に行われたJ1第9節のヴィッセル神戸対アルビレックス新潟戦における新潟の先制シーン(12分 / 得点直前にファウルがあった可能性)についても分析している。新潟のMF長谷川元希が鮮やかなシュートを沈めたシーンについて、小林氏は「(長谷川が)1対3なんですよね。『そこまで大きなチャンスにならない』という見方もできる」とコメント。ここでも、現場では「試合を過剰に止めない」が意識されたのかもしれない。
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