ヴィッセル神戸は、11日に中国の上海海港と対戦した。スーパーカップから9選手を変更してACLEの戦いに臨んだ神戸は、立ち上がりから攻勢を強めていくと、11分に汰木康也が仕掛けからクロスを武藤嘉紀がワントラップから冷静に沈めて先制に成功。主導権を握った。
後半も手を緩めない神戸は鍬先祐弥、汰木に得点が生まれ、最後はエースの大迫勇也も追加点を奪取。そのまま4-0で快勝した神戸が、最終節を待たずに決勝トーナメント進出を決めている。
長谷川滋利監督の初陣となった川崎フロンターレは、韓国の浦項スティーラースと対戦。勝てばリーグフェーズ突破が決まる川崎Fは38分、ボックス右の手前の位置から伊藤達哉がゴール前に正確なクロスを送ると、これを山田新が頭で押し込み先制点を手にした。
この得点に加え、相手に退場者が出たことで試合を優位に進めると、後半には脇坂泰斗、河原創、エリソンにも得点が生まれ、終わってみれば4-0の大勝。長谷部新監督初戦を白星で飾り、リーグステージ突破を決めた。
横浜F・マリノスは12日に中国の上海申花と対戦。スティーブ・ホーランド新体制の初陣となった試合は、20分、高い位置でのボールを奪取から最後はアンデルソン・ロペスのヒールパスをヤン・マテウスがダイレクトシュートで沈め、大きな先制点を奪った。
その後、主将の喜田拓也が負傷交代を強いられたものの、集中した戦いを展開。追加点こそ奪えなかったが、そのまま逃げ切り1-0で勝利した。この結果、ACLEで4連勝とした横浜FMは4位以内を確定させている。
■2月11日、12日開催 結果
・ACLE第7節:
神戸 4-0 上海海港
浦項 0-4 川崎F
横浜FM 1-0 上海申花
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