FC東京は2日、ブラジル人MFアダイウトンとの契約が満了となることを発表した。
2008年にフォルタレーザECでプロキャリアをスタートさせたアダイウトンは、母国の複数クラブを渡り歩き、2015年にジュビロ磐田へと期限付き移籍して来日。2016年から完全移籍へと移行した。
その後、2020年初めにFC東京へと完全移籍。初年度から明治安田生命J1リーグ33試合8得点、JリーグYBCルヴァンカップ3試合2得点、AFCチャンピオンズリーグ（ACL）8試合2得点を記録し、特にルヴァン杯では決勝でも得点を記録して優勝の立役者の一人となっている。
積極的な姿勢から生まれる打開力と得点力が魅力のアダイウトン。2023シーズンはJ1リーグ最終節を前に28試合3得点をマークしており、磐田時代も含めた通算成績はJ1リーグ233試合54得点、リーグカップ31試合10得点、天皇杯8試合5得点としている。
アダイウトンは、クラブ公式サイトを通じて以下のように感謝を伝えた。
「4シーズン、本当にありがとうございました。楽しいことがたくさんありましたし、何よりもここでみなさんとタイトルを獲ることができたことが一番の思い出です。来シーズンはぜひクラブの目標であるリーグ戦の優勝を実現してもらいたいと思っていますし、これからも私はずっと東京を応援し続けたいと思います。これまでファン・サポーターのみなさん、チームメイト、スタッフと私を支え続けてくれたすべてのみなさんに感謝をしています。本当にありがとうございました」
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