ファジアーノ岡山は14日、U-20日本代表MF佐野航大がオランダリーグ1部NECナイメヘンに完全移籍することを発表した。メディカルチェックと現地での諸手続き後に正式移籍となる。
佐野は米子北高等学校卒業後の2022シーズンより岡山でプロキャリアをスタート。初年度より明治安田生命J2リーグ28試合3得点を記録し、チームの3位フィニッシュに貢献した。
迎えた2023シーズンも、主力の一人としてここまでJ2リーグ20試合で2得点を記録。9月25日に20歳の誕生日が迫る中、19歳で初の海外移籍を決断することとなった。
佐野は、岡山の公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「ファジアーノ岡山が掲げるJ1昇格という目標がある中、シーズン途中でチームを抜けることに対して自分の中で戸惑いはありましたが、色々な方と話をして海外でサッカーをするという自分の目標にチャレンジしたいという決断に至りました。ファジアーノ岡山に加入して日々の練習やリーグ戦でたくさんの失敗もしましたが、いつも温かい拍手や声援を送ってくださった、家族、友人、チームメイト、監督、コーチングスタッフ、フロントスタッフ、ファン・サポーター、スポンサーの皆さまには感謝しかありません」
続けて、意気込みと感謝を伝えた。
「そして、ファジアーノ岡山で経験させて貰ったことを100％ぶつけて海外で必ず成長して、子どもたちに夢を与えられる選手になれるよう頑張ってきます。応援してくださっている方々に良い結果が届けられるように頑張りますので、これからも応援していただけたら嬉しいです。1年半という短い間ではありましたが、本当にありがとうございました。行ってきます！！ 」
なお、岡山は15日13:30ごろより、クラブ公式YouTubeチャンネルで佐野の会見を生配信するとのこと。同日に離日する予定であることも明かされている。
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