2025シーズン限りで数年続いたF1のレギュレーションが一区切りとなり、2026年は新規定で新たな戦いがスタートする。
キャデラックが加わり全11チームに拡大し、パワーユニットはレッドブル・パワートレインズがフォードとタッグを組み、さらにはアウディが加わる形に。一方でアルピーヌが自社製PUではなく、メルセデスPUのカスタマーとして参戦。5メーカーがPUを供給する状況となっている。
2024年と2025年に続き、2026年も年間24レースで過去最多タイの戦いとなるはずだった。だが2026年3月14日、中東情勢が不安定化していることもあり、第4戦バーレーンGP、第5戦サウジアラビアGPが開催見送りと発表された。そのため、22レースで実施される見通し。
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メキシコの英雄的なレーサーの名が付けられたエルマノス・ロドリゲス(ロドリゲス兄弟)サーキット。当時メキシコ大統領の顧問を務めていた、ロドリゲス兄弟の父親が進言したことで、1959年に建設がスタートした。
メキシコGPが正式にF1カレンダーに組み込まれたのは1963年。その後1970年まで8回連続で開催され、なかでも1965年の最終戦となったメキシコGPは、ホンダにとってF1初優勝の舞台になった。リッチー・ギンサーが駆るアイボリーホワイトの葉巻型マシンが、先頭でチェッカーフラッグを駆け抜けた後、チーム監督の故 中村良夫氏が『Veni Vidi Vici(来た、見た、勝った)』と言うジュリアス・シーザーの言葉を引用して、Honda本社に勝利の電報を伝えたエピソードも残っている。
1986年に再びメキシコGPが復活するも、1992年まで7年間開催したのち、再度カレンダーから消滅。2015年に三度復活を果たし、シーズン終盤のタイトル争いの舞台として、人気を集めている。2015年の復活には、国民的な人気を誇るセルジオ・ペレスの存在が非常に大きく、コース改修を経て、開催が決定。毎年多くの観客がサーキットを訪れ、母国の英雄に熱烈な声援を送っていた。だが2024年限りでペレスがレッドブル契約解除でシートを喪失し、メキシコのF1ファンは大きく落胆していると伝えられている。2026年、ペレスはキャデラックからの参戦が内定しており、メキシコでの母国レースは1年開く形になる。
2025年5月1日、メキシコGPの開催について2028年まで契約延長に合意したと『F1』公式より正式発表された。
| 日時 | 内容 |
|---|---|
| 10月31日(土)3:30~ | フリー走行1回目 |
| 10月31日(土)7:00~ | フリー走行2回目 |
| 11月1日(日)2:30~ | フリー走行3回目 |
| 11月1日(日)6:00~ | 予選 |
| 11月2日(月)5:00~ | 決勝 |
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標高2200mを超える高地に位置するこのサーキットは、他のサーキットよりも空気が薄く、マシンやドライバーの身体にも負担が多いことで知られている。
全長4.304kmとコース自体は比較的短く、そのため予選ではクリアラップを取るのが難しく、決勝はモナコGPに次ぐ71周の周回数で行われる。
特徴的な1コーナーに向かうロングストレートは、現在のF1開催トラックでも屈指の長さで、ここが一番のオーバーテイクポイントになる。2023年の49/71周目、角田裕毅がオスカー・ピアストリにターン1で仕掛けるも、接触して角田は大きくポジションを下げるという場面もあった。
その他にも、最終セクターには元々あった野球場のスタンドを活用したスタジアムセクションなど、特徴的なレイアウトが魅力。多くの観客が詰めかけるため、例年表彰台もそのエリアに設置される。
(C)DMM
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2024年のF1第20戦、メキシコGP決勝は2024年10月27日に行われた。
現地メキシコシティは晴天、気温20℃、路面温度39℃のドライコンディションでレース開始時刻を迎えた。
20名中14名がミディアムを第1スティントに選択。12番グリッドのリアム・ローソン、15番グリッドのバルテリ・ボッタス、フランコ・コラピント、18番グリッドのセルジオ・ペレス、チョウ・グァンユ、ピットレーンスタートのエステバン・オコンと、6名がハードを装着した。
71周のレースがブラックアウトとなり、マックス・フェルスタッペンがトップでターン1へと入っていく。ターン1の飛び込みでアウト側にいた11番手スタートの角田裕毅がアレクサンダー・アルボンのマシン左側と接触し、コントロールを失ってそのままターン1奥のバリアでストップ。
ターン3~4の間ではアルボンもマシンストップとなり、レースを終えている。レースはこれでオープニングラップからセーフティーカーとなってしまった。
また、母国レースのセルジオ・ペレスはスタート位置に違反があったとして、5秒ペナルティとSC中にアナウンスされた。
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7/71周目からローリングスタートでレース再開。フェルスタッペン、カルロス・サインツ、ランド・ノリス、チャールズ・ルクレールの順番で戦局が進む。
9周目のターン1飛び込みで、サインツが仕掛けてトップに浮上。フェルスタッペンは2番手にポジションを落としてしまった。
その直後、3番手ノリスがフェルスタッペンに仕掛けるも、フェルスタッペンがノリスを押し出す形でコース外に外れ、この間にルクレールが2番手に浮上。これでフェラーリ1-2となった。
フェルスタッペンはこれでペナルティとなり、その後の駆け引きでもコース外走行でポジションを戻さなかったとして、合計20秒の加算とスチュワードが発表している。
16/71周目には400レース目となるフェルナンド・アロンソがリタイアを選択し、ガレージにマシンを入れた。
Red Bull Content Pool
10番手走行中リアム・ローソンは18周目、後方から迫るペレスとターン4~5のセクションで接触し、ペレスはこれでカウル右を破損している。
25周目時点でトップはサインツ。そこから4.5秒差で2番手ルクレールと続き、その5秒後方に3番手フェルスタッペン(この時点で20秒ペナルティ未消化)。DRS圏内であるすぐ背後に4番手ノリスとなっている。
ノリスとしてもタイトル争い中のフェルスタッペンと接触しては元も子もないため、無理な仕掛けをせずにP4で静観する流れとなった。27/71周目にフェルスタッペンはピットに入り、20秒ストップを消化したうえでハードタイヤの第2スティントに入った。フェルスタッペンはこれで15番手までポジションを落としている。
30/71周目に入ると、第1スティントミディアム勢が次々にピットストップを終え、ハードに切り替える流れに。上位勢も34周目には一通りピットインを終え、トップはサインツ。2番手9秒後方にルクレール、そこから4.6秒後方に3番手ノリスという順番になった。
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中盤の40周を過ぎると、一部のドライバーは雨粒が降ってきたと無線で報告する。だが雨雲は近づかず、ドライ路面のまま戦局が進む。
すべてのクルマがタイヤ交換義務を終えた残り20周、52/71周時点でサインツが先頭、6秒後方に2番手ルクレール、そこから4秒差で3番手ノリス。22秒開いて4番手ラッセル、僅差の5番手に僚友ハミルトンとなった。20秒ペナルティもありフェルスタッペンはハミルトンの12秒後方、6番手を走行している。
62周に入ると、2番手ルクレールと3番手ノリスの差がDRS圏内の1秒以内まで狭まる。タイトル争い中のノリスがP2浮上に向け、接近戦へと入っていく。63周目に入る直前、最終ターンの立ち上がりでルクレールがアウトに膨れ、ポジションを下げる。これで2番手ノリス、3番手ルクレールとなった。
メルセデス勢は長らくチーム間で競っていたが、66周目のターン1でポジションが入れ替わり、P4ハミルトン、P5ラッセルとなった。
67周目のターン2ではローソンとコラピントが接触し、ローソンはフロントウイングを破損。ピットに入って、ソフトタイヤにチェンジ、フロントウイングも交換を済ませ、ポジションを最後尾に下げている。
P3ルクレールは後方と30秒差があるため、残り2周でピットに入りソフトタイヤにチェンジ。ファステストラップの1ポイントを奪いにいった。後方を走っているペレスもこのタイミングでピットイン。フェラーリの1点加算を阻みに出た。
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サインツはクルーズ状態でトップを走り続け、同年のオーストラリアGP以来2024年2勝目となるフィニッシュチェッカーを受けた。サインツ本人はレース終了直後「フェラーリを去る前に、どうしてももう1勝したかったんだ」と勝利の喜びを口にしている。
4.7秒差で2位にノリスが入った。3位はルクレールとなり、最終周にFLも獲得して合計16ポイントを加算している。
4位ハミルトン、5位ラッセルと続き、フェルスタッペンは6位でチェッカーを受けた。
7位ケビン・マグヌッセン、8位オスカー・ピアストリ、9位ニコ・ヒュルケンベルグ、10位ピエール・ガスリーまでが入賞となった。
ドライバーズポイントでは、ポイントリーダーのフェルスタッペンが362点、2位ノリスが315点と、その差が47ポイントに狭まった。
コンストラクターズランキングでは1位マクラーレン(566点)、2位フェラーリ(537点)、3位レッドブル(512点)と、フェラーリがレッドブルを抜いて総合2位に浮上している。
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1/カルロス・サインツ/フェラーリ
2/ランド・ノリス/マクラーレン
3/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
4/ルイス・ハミルトン/メルセデス
5/ジョージ・ラッセル/メルセデス
6/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
7/ケビン・マグヌッセン/ハース
8/オスカー・ピアストリ/マクラーレン
9/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース
10/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
11/ランス・ストロール/アストンマーティン
12/フランコ・コラピント/ウィリアムズ
13/エステバン・オコン/アルピーヌ
14/バルテリ・ボッタス/キックザウバー
15/チョウ・グァンユ/キックザウバー
16/リアム・ローソン/VCARB
17/セルジオ・ペレス/レッドブル
-/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
-/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
-/角田裕毅/VCARB
| レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | オーストラリアGP | 3月6日(金) ~7日(土) | 3月8日(日) |
| 第2戦 | 中国GP | 3月13日(金) ~14日(土) | 3月15日(日) |
| 第3戦 | 日本GP | 3月27日(金) ~ 28日(土) | 3月29日(日) |
| 第4戦 | マイアミGP | 5月1日(金) ~ 2日(土) | 5月3日(日) |
| 第5戦 | カナダGP | 5月22日(金) ~ 23日(土) | 5月24日(日) |
| 第6戦 | モナコGP | 6月5日(金) ~ 6日(土) | 6月7日(日) |
| 第7戦 | バルセロナ・カタルーニャGP | 6月12日(金) ~ 13日(土) | 6月14日(日) |
| 第8戦 | オーストリアGP | 6月26日(金) ~ 27日(土) | 6月28日(日) |
| 第9戦 | イギリスGP | 7月3日(金) ~ 4日(土) | 7月5日(日) |
| 第10戦 | ベルギーGP | 7月17日(金) ~ 18日(土) | 7月19日(日) |
| 第11戦 | ハンガリーGP | 7月24日(金) ~ 25日(土) | 7月26日(日) |
| 第12戦 | オランダGP | 8月21日(金) ~ 22日(土) | 8月23日(日) |
| 第13戦 | イタリアGP | 9月4日(金) ~ 5日(土) | 9月6日(日) |
| 第14戦 | スペインGP | 9月11日(金) ~ 12日(土) | 9月13日(日) |
| 第15戦 | アゼルバイジャンGP | 9月24日(木) ~ 25日(金) | 9月26日(土) |
| 第16戦 | シンガポールGP | 10月9日(金) ~ 10日(土) | 10月11日(日) |
| 第17戦 | アメリカGP | 10月23日(金) ~ 24日(土) | 10月25日(日) |
| 第18戦 | メキシコGP | 10月30日(金) ~ 31日(土) | 11月1日(日) |
| 第19戦 | サンパウロGP | 11月6日(金) ~ 7日(土) | 11月8日(日) |
| 第20戦 | ラスベガスGP | 11月19日(木) ~ 20日(金) | 11月21日(土) |
| 第21戦 | カタールGP | 11月27日(金) ~ 28日(土) | 11月29日(日) |
| 第22戦 | アブダビGP | 12月4日(金) ~ 5日(土) | 12月6日(日) |