2025シーズン限りで数年続いたF1のレギュレーションが一区切りとなり、2026年は新規定で新たな戦いがスタートする。
キャデラックが加わり全11チームに拡大し、パワーユニットはレッドブル・パワートレインズがフォードとタッグを組み、さらにはアウディが加わる形に。一方でアルピーヌが自社製PUではなく、メルセデスPUのカスタマーとして参戦。5メーカーがPUを供給する状況となっている。
2024年と2025年に続き、2026年も年間24レースで過去最多タイの戦いとなるはずだった。だが2026年3月14日、中東情勢が不安定化していることもあり、第4戦バーレーンGP、第5戦サウジアラビアGPが開催見送りと発表された。そのため、22レースで実施される見通し。
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F1初のナイトレースとして2008年に初めて開催されたシンガポールGP。国のシンボルでもある巨大な観覧車や印象的な高層ビル群が並ぶマリーナ沿いの公道にサーキットが特設された。
ナイトレースを実現するために用意されたのは、240本の鉄塔と11キロにも及ぶケーブル、そして1,600基の照明。それが灯ると日没後の街中に美しいコースレイアウトが浮き上がり、他に類を見ない幻想的な情景が表れる。もちろんドライバーの視界やコースの安全性も十分保たれる照度となっている。
ナイトレース開催の背景には、観戦者が多いヨーロッパでの視聴時間を考慮した面も大きかったが、開催費用の半分以上を負担するシンガポール政府は、観光客誘致のための大型イベントとしてシンガポールの魅力を世界中に発信。その結果、多額の経済効果を生み出している。
コースに関しては、一部を除いて公道が使用されるため、通常のサーキットコースより路面がデコボコしており、走行中のマシンが底を擦ることで、激しい火花が上がるシーンが多く見られる。また夜でも30度を超える赤道直下の高温多湿な熱帯気候は、ドライバーを極限状態に追い込む非常に過酷なコンディションだ。
| 日時 | 内容 |
|---|---|
| 10月9日(金)18:30~ | フリー走行 |
| 10月9日(金)21:30~ | スプリント予選 |
| 10月10日(土)18:30~ | スプリント |
| 10月10日(土)22:00~ | 予選 |
| 10月11日(日)21:00~ | 決勝 |
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19のコーナーを持つマリーナベイ市街地コース。その多くは市街地特有の直角コーナーが連続するレイアウトとなっており、加減速を繰り返すため、ブレーキ性能と力強い加速が必要とされる。
DRS区間はメインストレートを含めて複数設置されているが、これらを駆使しなければオーバーテイクは非常に難しく、予選順位が大きくカギを握る。ガードレールに囲まれたコースは、わずかなミスをも許さず、セーフティーカーの出動などにより2時間レースになることも珍しくない。レース終了後には、盛大な花火が打ちあがり、レースウィナーを祝福する様子など、ナイトレース特有の魅力も見どころ十分となる。
なお2023年からはセクター3区間ターン15過ぎ、4つの直角コーナーがなくなり、ここがストレート区間となった。コーナー数は2022年までの23から、2023年は19に減少。そのため、2022年までに比べると現状はより高速特性が強まっている。
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2024年のF1第18戦シンガポールGP決勝は2024年9月22日行われた。現地シンガポールは日没時間を過ぎ、照明が灯った。ドライ路面で決勝開始時刻を迎えている。
ほとんどのドライバーが第1スティントにミディアムを選択。3番グリッドのルイス・ハミルトンはソフトを装着した。
ブラックアウトとなりランド・ノリス、マックス・フェルスタッペン、ハミルトン、ジョージ・ラッセルとグリッド順のままターン1へと入っていった。8番グリッドの角田裕毅は11番手にポジションを落としてコントロールラインに戻ってきている。
ここから序盤は隊列の長いトレイン状態で戦局が進む。トップのノリスが快調に飛ばしてファステストラップを連発し、10/62周目にはフェルスタッペンとの差を4秒まで広げた。
11周目に入るタイミングで、ソフトのダニエル・リカルドが最初のピットインを行う。ここからは、トレイン状態を嫌って早めのアンダーカットを狙うチームも出てきた。
アレクサンダー・アルボンはピットイン後、オーバーヒートしたとしてスローダウンとなり17周目にリタイアを決断した。
20/62周目に入ると、トップのノリスと2番手フェルスタッペンの差が14秒まで広がる。そこから11秒後ろに3番手ラッセルと、1-2-3は間隔が空く状況に。
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トラック上では直接的な争いでオーバーテイクの起こる場面がほとんどなく、各チームはストラテジーとピット戦略でいかにライバル勢より前に出られるかがレースのカギとなった。同時に、セーフティーカーが入る可能性があることから早期のピットインを嫌うドライバーも散見された。
5番手走行中チャールズ・ルクレールは長らくニコ・ヒュルケンベルグのトレインに付き合う状態となっていたが、29周目にようやくパス。これでこの時点の4番手に浮上した。
30/62周目の途中、22秒の差を築いて独走状態だったノリスが、ブレーキをロックさせてフロントウイングをウォールに当てたとチームに報告。ピットに入ってタイヤを交換するも、チームは大きな問題ではないとして、ウイングを交換せずそのままハードの第2スティントに入った。
ミディアムで粘り続けた角田は34/62周目にピットへと入り、ソフトに履き替えた。第3スティントがあるのか、それともソフトで残り29周を走り切るのか、この時点では不明瞭な状況に。僚友リカルドはソフト→ミディアムにしていることからVCARBとして相性が良くないとされる、ハードタイヤの使用を避ける形となっている。
オスカー・ピアストリ、ピエール・ガスリーも39/62周目にタイヤ交換を終え、これでトラック上の全ドライバーが第2スティントに入った。
40/62周時点でトップはノリス。23秒後方に2番手フェルスタッペン、そこから14秒差で3番手ラッセルとなる。さらに4秒差で4番手ハミルトン、僅差で5番手ピアストリという並びになった。ピアストリはこのラップ中にオーバーテイクし、4番手に浮上している。
角田は42周目に前方のリカルドとポジションをスワップし12番手に浮上。だがその前11番手フランコ・コラピントとの差は20秒も開いている。
残り15周になると、8番手フェルナンド・アロンソから9番手ヒュルケンベルグ、10番手セルジオ・ペレス、11番手コラピントがトレイン状態となり、入賞圏内の当落線上の争いが接近戦となる。ここが混戦となっている間に、ソフト装着の角田は1ラップあたり1~2秒近く速いペースで差を詰めていった。
例年、シンガポールGPはセーフティーカーが入る荒れた展開になるものの、2024年はそのような波乱は起こらず。
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トップのノリスは完全にコントロールした状態となり、ラップダウンのトレインに巻き込まれないペースを保ちながら、後続に20.9秒の差をつけ、同年3勝目をポールトゥウィンで手にした。
2位フェルスタッペン、3位ピアストリまでが表彰台となっている。
4位ラッセル、5位ルクレール、6位ハミルトン、7位カルロス・サインツ、8位アロンソ、9位ヒュルケンベルグ、10位ペレスまでがポイントを手にした。
角田は最終周、11番手コラピントとの差を1.6秒まで詰めるが、抜くまでには至らず、11位コラピント、12位角田の順でフィニッシュとなった。
今回は終盤までノリスがファステストラップ濃厚となっていたが、VCARBのリカルドが61周目に最速ラップを塗り替え、レッドブルグループとしてノリスの1ポイントを奪う形になっている。なお、このレースを終えた後、VCARBはリカルドとリアム・ローソンのスイッチを発表。リカルドにとってはこの一戦がF1キャリア最終レースとなっている。
Red Bull Content Pool
1/ランド・ノリス/マクラーレン
2/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
3/オスカー・ピアストリ/マクラーレン
4/ジョージ・ラッセル/メルセデス
5/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
6/ルイス・ハミルトン/メルセデス
7/カルロス・サインツ/フェラーリ
8/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
9/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース
10/セルジオ・ペレス/レッドブル
11/フランコ・コラピント/ウィリアムズ
12/角田裕毅/VCARB
13/エステバン・オコン/アルピーヌ
14/ランス・ストロール/アストンマーティン
15/チョウ・グァンユ/キックザウバー
16/バルテリ・ボッタス/キックザウバー
17/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
18/ダニエル・リカルド/VCARB
19/ケビン・マグヌッセン/ハース
‐/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
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| レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | オーストラリアGP | 3月6日(金) ~7日(土) | 3月8日(日) |
| 第2戦 | 中国GP | 3月13日(金) ~14日(土) | 3月15日(日) |
| 第3戦 | 日本GP | 3月27日(金) ~ 28日(土) | 3月29日(日) |
| 第4戦 | マイアミGP | 5月1日(金) ~ 2日(土) | 5月3日(日) |
| 第5戦 | カナダGP | 5月22日(金) ~ 23日(土) | 5月24日(日) |
| 第6戦 | モナコGP | 6月5日(金) ~ 6日(土) | 6月7日(日) |
| 第7戦 | バルセロナ・カタルーニャGP | 6月12日(金) ~ 13日(土) | 6月14日(日) |
| 第8戦 | オーストリアGP | 6月26日(金) ~ 27日(土) | 6月28日(日) |
| 第9戦 | イギリスGP | 7月3日(金) ~ 4日(土) | 7月5日(日) |
| 第10戦 | ベルギーGP | 7月17日(金) ~ 18日(土) | 7月19日(日) |
| 第11戦 | ハンガリーGP | 7月24日(金) ~ 25日(土) | 7月26日(日) |
| 第12戦 | オランダGP | 8月21日(金) ~ 22日(土) | 8月23日(日) |
| 第13戦 | イタリアGP | 9月4日(金) ~ 5日(土) | 9月6日(日) |
| 第14戦 | スペインGP | 9月11日(金) ~ 12日(土) | 9月13日(日) |
| 第15戦 | アゼルバイジャンGP | 9月24日(木) ~ 25日(金) | 9月26日(土) |
| 第16戦 | シンガポールGP | 10月9日(金) ~ 10日(土) | 10月11日(日) |
| 第17戦 | アメリカGP | 10月23日(金) ~ 24日(土) | 10月25日(日) |
| 第18戦 | メキシコGP | 10月30日(金) ~ 31日(土) | 11月1日(日) |
| 第19戦 | サンパウロGP | 11月6日(金) ~ 7日(土) | 11月8日(日) |
| 第20戦 | ラスベガスGP | 11月19日(木) ~ 20日(金) | 11月21日(土) |
| 第21戦 | カタールGP | 11月27日(金) ~ 28日(土) | 11月29日(日) |
| 第22戦 | アブダビGP | 12月4日(金) ~ 5日(土) | 12月6日(日) |