2026年のF1第6戦モナコGP決勝が現地時間7日行われた。
現地モナコは快晴で気温24℃、路面温度31℃となっている。
予選16番手だったガブリエウ・ボルトレートはレコノサンスラップに出られず、ピットレーンスタートを選択した。
第1スティントのタイヤに22台中19台がミディアムを選択。後方グリッドのキャデラック勢2台、ボルトレートがソフトタイヤを選択している。
各車フォーメーションラップを終えてグリッドに着き、シグナルライツアウトとなる。2番グリッドのマックス・フェルスタッペンが加速できず。ポールポジションのアンドレア・キミ・アントネッリがトップでターン1へと飛び込んでいき、2番手ルイス・ハミルトン、3番手チャールズ・ルクレール、以下イザック・アジャー、ジョージ・ラッセル、オスカー・ピアストリ、ピエール・ガスリー、ランド・ノリスの順番になる。
フェルスタッペンはピットスタートのボルトレートよりも後ろまでポジションを下げることになってしまった。
1周目が終わるタイミングでバルテリ・ボッタスはミディアムに、ボルトレートはハードにスイッチし、タイヤ交換義務を消化。そしてフェルスタッペンはピットへと戻り、マシンをガレージに入れた。
フェルナンド・アロンソは3周目の終わりにミディアムからソフトに履き替えている。
6/78周時点でトップはアントネッリ。そこから4秒差が開いてP2ハミルトン、その3秒後方にルクレール、2秒差でP4アジャー、そこから2.5秒差で5番手ラッセルと続いた。
10周目に入るタイミングでラップダウンのマシンが出る戦況となる中、上位勢はバックマーカーのパスで周回タイムが多少上下動することに。するとP5ラッセルが前方アジャーとの差を詰めていき、両者が1秒以内のバトルに突入する。
20周目からはアジャーがエンジンブレーキの異変を訴え、ラップタイムが3~4秒ほど落ちる。それでもコース特性のため、ラッセルはアジャーを抜くことができず。
26/78周目に入り、トップはアントネッリ。P2ハミルトンとの差は10秒まで開いた。その4.5秒後ろにP3ルクレールとなり、25秒後方にはP4アジャー&P5ラッセルが続く。ピットストップのタイムラグ以上のギャップが生じたこともあり、優勝争いは何かが起こらない限り、事実上のトップ3台のみとなる。
ハミルトンは28周目にピットへと入り、ミディアムからハードにチェンジ。ピットアウトするとルクレールの16秒後ろ、P3でトラックに戻った。
Red Bull Content Pool
ラッセルはペースダウンに耐えかねて31周目にタイヤ交換を実施。P8でピットアウトとなり、アンダーカット狙いでペースを上げた。アジャーは次の周に合わせてタイヤを履き替えたが、P7ラッセル、P8アジャーでトラックに復帰している。
2番手ルクレールは35周目にハードへと履き替え、P2ハミルトンの10秒後方P3でコースに戻った。トップのアントネッリは37周目にタイヤ交換を終え、P2ハミルトンの17秒前方でピットアウトしている。なお、ハミルトンとラッセルにはピットロードでの速度違反で5秒加算のペナルティが科された。
ラッセルは44周目のバックストレートでノリスをパス。ノリスはマシンに異変が発生し、そのままピットへと戻ってレースを終えた。
ウィリアムズ勢は8-9を走行し、すでにタイヤ交換を済ませているアレクサンダー・アルボンは僚友カルロス・サインツを前に行かせる。そこからアルボンはペースを落として走行。その間にサインツは20秒以上ものピットストップギャップを稼ぎ、ピットアウトするとアルボンの前。パレード状態の中、アルボンはコースカットのアドバンテージが審議対象になるおそれから結果的にアーヴィッド・リンドブラッドを先に行かせたが、ウィリアムズとしてはフリーピットストップを戦略で実施している。
55/78周目、4番手走行中のラッセルはトップの僚友アントネッリに抜かれ、ラップダウンとなった。
残り20ラップの59/78周時点でトップはアントネッリ。28秒差で2番手ハミルトン、その3秒後ろにP3ルクレールと続き、4番手ラッセルから全車周回遅れに。
60周目、ランス・ストロールが最終ターン19で止まれずにウォールへと衝突し、マシンストップ。これでレースはセーフティーカーとなった。これを機にピットへと入るドライバーが続々と出る。ここでラッセルは2度目のタイヤ交換を行うも、ピット作業前の5秒停止をクルーが実施せず。ペナルティ未消化でピットアウトしていった。
SC中にラップダウンのドライバーに追い抜き許可が出たため、P8リアム・ローソンまでが同一周回に戻っている。
Getty Images
セーフティーカーエンドとアナウンスされ、66/78周目から、残り13ラップで決着となった。だがホームストレートに入る直前、ストロールと同様にターン19でルクレールが直進しウォールに衝突。これでレースはすぐさま再度セーフティーカーとなってしまった。
その直後、ターン19の問題解析を理由に2度目のレッドフラッグとアナウンスされ、全車ピットレーンへと戻った。
この中断時点でトップはアントネッリでP2ハミルトン、P3アジャー、P4ラッセルは5秒ペナルティ未消化で、P5ガスリーは10秒ペナルティ。P6ピアストリ、P7ローソン、P8リンドブラッド、P9アルボン、P10サインツという並びになっている。
レースは現地時間17:12と発表されるが、この間にラッセルにはピットストップ時の5秒ペナルティ未消化により、ドライブスルーペナルティが科されることになった。
69周目よりセーフティーカー先導で周回に入り、71/78周目よりスタンディングスタートと発表され、各車グリッドに着く。残り8ラップのスプリント決戦となり、アントネッリがトップでターン1へと飛び込む。ハミルトン、ラッセル、ガスリー、アジャー、ピアストリと続く。
P3のラッセルは狭いセクションにおいて意図的なスローペース走行を行い、72周目にはP2ハミルトンとの差が6秒まで開く。そして72周目の終わりにドライブスルーペナルティを消化し、順位を大きく落とした。
Getty Images
レースはアントネッリがペースを上げ、P2ハミルトンを寄せ付けず。最後は後続との差を6.2秒まで広げてトップチェッカーを受けた。第2戦中国GPの初優勝から5連勝となり、19歳286日で最年少モナコウイナーとなった。ポイントランキングでも156点に達し、6レース消化時点で総合2位との差を66ポイントまで広げた。
2位にはハミルトンが入り、18ポイントを獲得。この結果、ポイントランキングの総合2位にハミルトンが浮上している。3位表彰台にはイザック・アジャーが上がり、レース中盤には一時的にマシンの不調を訴えた状態から、起死回生とも言える今季初、キャリア2度目のポディウムとなった。
4位はピアストリ、5位ローソン、6位リンドブラッドとレーシングブルズ勢が躍進の5-6フィニッシュ。
7位は10秒ペナルティが科されたガスリー。8位アルボン、9位エステバン・オコンと続き、セルジオ・ペレスは10番手でフィニッシュし新規参入キャデラックに初のポイントをもたらしたかのように見えたが、レース後の審議により再開時のグリッド上ポジションが不適切だったとして10秒ペナルティが科された。この結果、15位に降格となり、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが10位に繰り上がり。苦戦続きのアストンマーティン・ホンダが今季初のポイントを手にしている。
ラッセルは結局12位となり、ノーポイントに終わった。総合ランキングでも3位となり、首位アントネッリとのポイント差は68まで開いている。
Red Bull Content Pool
1/アンドレア・キミ・アントネッリ/メルセデス
2/ルイス・ハミルトン/フェラーリ
3/イザック・アジャー/レッドブル
4/オスカー・ピアストリ/マクラーレン
5/リアム・ローソン/レーシングブルズ
6/アーヴィッド・リンドブラッド/レーシングブルズ
7/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
8/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
9/エステバン・オコン/ハース
10/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
11/ガブリエウ・ボルトレート/アウディ
12/ジョージ・ラッセル/メルセデス
13/ニコ・ヒュルケンベルグ/アウディ
14/フランコ・コラピント/アルピーヌ
15/セルジオ・ペレス/キャデラック
16/カルロス・サインツ/ウィリアムズ
-/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
-/ランス・ストロール/アストンマーティン
-/ランド・ノリス/マクラーレン
-/オリヴァー・ベアマン/ハース
-/バルテリ・ボッタス/キャデラック
-/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
(C)DMM.com
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| レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | オーストラリアGP | 3月6日(金) ~7日(土) | 3月8日(日) |
| 第2戦 | 中国GP | 3月13日(金) ~14日(土) | 3月15日(日) |
| 第3戦 | 日本GP | 3月27日(金) ~ 28日(土) | 3月29日(日) |
| 第4戦 | マイアミGP | 5月1日(金) ~ 2日(土) | 5月3日(日) |
| 第5戦 | カナダGP | 5月22日(金) ~ 23日(土) | 5月24日(日) |
| 第6戦 | モナコGP | 6月5日(金) ~ 6日(土) | 6月7日(日) |
| 第7戦 | バルセロナ・カタルーニャGP | 6月12日(金) ~ 13日(土) | 6月14日(日) |
| 第8戦 | オーストリアGP | 6月26日(金) ~ 27日(土) | 6月28日(日) |
| 第9戦 | イギリスGP | 7月3日(金) ~ 4日(土) | 7月5日(日) |
| 第10戦 | ベルギーGP | 7月17日(金) ~ 18日(土) | 7月19日(日) |
| 第11戦 | ハンガリーGP | 7月24日(金) ~ 25日(土) | 7月26日(日) |
| 第12戦 | オランダGP | 8月21日(金) ~ 22日(土) | 8月23日(日) |
| 第13戦 | イタリアGP | 9月4日(金) ~ 5日(土) | 9月6日(日) |
| 第14戦 | スペインGP | 9月11日(金) ~ 12日(土) | 9月13日(日) |
| 第15戦 | アゼルバイジャンGP | 9月24日(木) ~ 25日(金) | 9月26日(土) |
| 第16戦 | シンガポールGP | 10月9日(金) ~ 10日(土) | 10月11日(日) |
| 第17戦 | アメリカGP | 10月23日(金) ~ 24日(土) | 10月25日(日) |
| 第18戦 | メキシコGP | 10月30日(金) ~ 31日(土) | 11月1日(日) |
| 第19戦 | サンパウロGP | 11月6日(金) ~ 7日(土) | 11月8日(日) |
| 第20戦 | ラスベガスGP | 11月19日(木) ~ 20日(金) | 11月21日(土) |
| 第21戦 | カタールGP | 11月27日(金) ~ 28日(土) | 11月29日(日) |
| 第22戦 | アブダビGP | 12月4日(金) ~ 5日(土) | 12月6日(日) |