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1994年~1998年にロードレース世界選手権(現MotoGP)500ccクラスを5連覇した伝説のライダー、ミック(マイケル)・ドゥーハンの愛息子として、ジャック・ドゥーハンは2003年1月20日に生まれた。
父ミックは7度のF1王者ミハエル・シューマッハと親交があり、モナコでは家族ぐるみでの付き合いだったという。ミハエルが愛息子をミックと名付けたのは、ミック・ドゥーハンが由来になっているのは有名な話。ジャックは9歳の頃、ミハエルからのギフトとしてカートをもらい、それがきっかけてカートレースを始める。
2015年、2016年とオーストラリアカート選手権で総合優勝を果たし、その後もカートの下部カテゴリーで存在感を示す。2017年9月にはレッドブル・ジュニアの一員となった。
イギリスF4に2018年参戦し、シングルシーターのキャリアをスタートさせる。
2019年にはF3アジア選手権にエントリーし、ここでは5勝を記録して276ポイントを稼いだが、シリーズ2位に。この時に総合優勝したのは、ハイテックの僚友笹原右京(8勝/301ポイント)だった。
2021年にはFIAのF3にチャレンジし、4勝をマークして179ポイントの総合2位だった。このシリーズの優勝はデニス・ハウガーで、その他にもフレデリック・ヴェスティ(4位)、ビクトール・マルタンス(5位)、ローガン・サージェント(7位)、岩佐歩夢(12位)と、同世代のライバルたちがひしめいていた。
なお、ドゥーハンはこのシーズン限りでレッドブル・アカデミーを離脱し、アルピーヌ・アカデミーに名を連ねた。
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続く2022年はF2に昇格を果たす。ここでは序盤戦こそなかなか上位争いに絡めない展開が続いたものの、後半戦に入ってから尻上がりに調子を上げ、最後はシリーズ6位(128ポイント)でシーズンを終えた。このシリーズは総合優勝がフェリペ・ドゥルゴヴィッチで、2位テオ・プルシェール、3位リアム・ローソン、4位サージェント、5位岩佐に続くポジションだった。
2023年はアルピーヌのリザーブドライバーを担当しつつ、引き続きF2に参戦。このシーズンは3勝をマークし、最終戦で岩佐を追い抜いて総合3位でチャンピオンシップを終えている。
2024年はアルピーヌリザーブ&開発に専念する状況下、エステバン・オコンの2025年ハース行きが内定していたこともあり、突如最終戦アブダビGPでドゥーハンにF1デビューのチャンスが舞い込んでくる。
翌2025年からのレギュラーシートが確約された状況下、ヤス・マリーナでは15位と不本意な初戦となった。
そしてアルピーヌのレギュラードライバーとしてドゥーハンは新たなシーズンに挑むことになる。だがアルピーヌはリザーブにフランコ・コラピントと契約を結んでおり、もしドゥーハンが僚友ピエール・ガスリーに比べて大きく見劣りするようなら、すでに昨季ウィリアムズで存在感を示しているコラピントにスイッチするのではないかと見る向きも。それだけにドゥーハンにとっては、アルピーヌですぐさま結果を残す必要があるかもしれない。
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2025年に入り、A525は開幕前のテストの下馬評はまずまずながら、ピエール・ガスリーでさえもなかなか入賞圏内で戦うのが難しい状況となる。
開幕戦オーストラリアGPは母国レースながら雨天のオープニングラップでリタイア、第2戦中国GPではスプリントと決勝、両方で10秒ペナルティを受けてしまう。前者ではガブリエウ・ボルトレートと衝突し、後者ではイザック・アジャーをコース外に押し出すという場面も。
第3戦日本GPのFP2では、ターン1のストレートエンドでDRS操作ミスがあり、時速260kmでバリアに激突するというシーンもあった。
その後も結果を残せないドゥーハンは僚友に大きく遅れを取り、ノーポイントの状況が続く。
すると第6戦マイアミGP終了後、状況が一変する。まずは5月6日にオリヴァー・オークス代表の辞任が公表される。その数時間後となる現地時間5月7日、第7戦エミリア・ロマーニャGPよりドゥーハンがリザーブ降格となり、入れ替わる形でフランコ・コラピントが5レース参戦すると正式発表した。
このドライバースイッチはローテーションシートというチームの狙いがあり、第11戦オーストリアGP終了後にアルピーヌは改めてドライバーセットについて再考する意向を示している。
ドゥーハンにとっては2024年第24戦からスタートしたF1キャリアだったが、7戦消化後にチャンスを失う形になってしまった。
失意の状況下、本人は次のように述べチャンスを与えてくれたチームに感謝している。
「プロのF1ドライバーになるという生涯の夢を実現できたことを大変誇りに思います。この夢の実現を支えてくれたチームには、永遠に感謝し続けます」
「もちろん、この新たな章は自分にとって辛いものです。なぜなら、プロドライバーとしてレースに出たいのは当然のことだからです。とはいえ、チームの信頼と献身に感謝しています。チームとして長期的な目標を掲げていて、その達成に向けて、自分はあらゆる方法で最大限の努力を続けていくつもりだ」
「今は冷静に、懸命に努力を続け次の5レースを興味深く見守り、そして自分自身の目標を追い続けていきたい」
第12戦イギリスGPを前に、ドゥーハンに再度チャンスは舞い込むのか、今しばらくは開発に尽力し、マシンのポテンシャルアップに貢献することが必要な状況となる。
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2003年1月20日生まれ|オーストラリア国籍|アルピーヌ(2024~)
| 年 | チーム名 | 勝利数 | 年間成績 |
|---|---|---|---|
| 2024年 | アルピーヌ | 0勝 | 24位 |
| レース名 | 決勝順位 |
|---|---|
| 第24戦アブダビGP | 15位 |
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| レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | オーストラリアGP | 3月14日(金) ~15日(土) | 3月16日(日) |
| 第2戦 | 中国GP | 3月21日(金) ~22日(土) | 3月23日(日) |
| 第3戦 | 日本GP | 4月4日(金) ~ 5日(土) | 4月6日(日) |
| 第4戦 | バーレーンGP | 4月11日(金) ~ 12日(土) | 4月13日(日) |
| 第5戦 | サウジアラビアGP | 4月18日(金) ~ 19日(土) | 4月20日(日) |
| 第6戦 | マイアミGP | 5月2日(金) ~ 3日(土) | 5月4日(日) |
| 第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5月16日(金) ~ 17日(土) | 5月18日(日) |
| 第8戦 | モナコGP | 5月23日(金) ~ 24日(土) | 5月25日(日) |
| 第9戦 | スペインGP | 5月30日(金) ~ 31日(土) | 6月1日(日) |
| 第10戦 | カナダGP | 6月13日(金) ~ 14日(土) | 6月15日(日) |
| 第11戦 | オーストリアGP | 6月27日(金) ~ 28日(土) | 6月29日(日) |
| 第12戦 | イギリスGP | 7月4日(金) ~ 5日(土) | 7月6日(日) |
| 第13戦 | ベルギーGP | 7月25日(金) ~ 26日(土) | 7月27日(日) |
| 第14戦 | ハンガリーGP | 8月1日(金) ~ 2日(土) | 8月3日(日) |
| 第15戦 | オランダGP | 8月29日(金) ~ 30日(土) | 8月31日(日) |
| 第16戦 | イタリアGP | 9月5日(金) ~ 6日(土) | 9月7日(日) |
| 第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9月19日(金) ~ 20日(土) | 9月21日(日) |
| 第18戦 | シンガポールGP | 10月3日(金) ~ 4日(土) | 10月5日(日) |
| 第19戦 | アメリカGP | 10月17日(金) ~ 18日(土) | 10月19日(日) |
| 第20戦 | メキシコGP | 10月24日(金) ~ 25日(土) | 10月26日(日) |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11月7日(金) ~ 8日(土) | 11月9日(日) |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11月20日(木) ~ 21日(金) | 11月22日(土) |
| 第23戦 | カタールGP | 11月28日(金) ~ 29日(土) | 11月30日(日) |
| 第24戦 | アブダビGP | 12月5日(金) ~ 6日(土) | 12月7日(日) |