2025年のF1第7戦、エミリア・ロマーニャGP決勝が現地時間18日行われた。
現地イモラは晴天、ドライコンディションで気温は24℃、路面温度45℃となっている。
決勝での第1スティントはミディアムのチョイスが15台。12番グリッドのルイス・ハミルトン、13番グリッドのアンドレア・キミ・アントネッリ、17番グリッドのニコ・ヒュルケンベルグ、19番グリッドのオリヴァー・ベアマン、そしてピットレーンスタートの角田裕毅の5名がハードを装着している。
63周のレースがブラックアウトとなり、2番手スタートのマックス・フェルスタッペンがターン1でアウトから被せ、トップに浮上してターン2へと抜けていった。2番手オスカー・ピアストリ、3番手ジョージ・ラッセル、4番手ランド・ノリス、5番手フェルナンド・アロンソ、6番手カルロス・サインツ、7番手アレクサンダー・アルボン、8番手ランス・ストロールの順番でオープニングラップを終えた。
2周目に入るタイミングでエステバン・オコンは早くもピットに入り、ミディアムからハードに履き替えている。
3周目のターン9でチャールズ・ルクレールがピエール・ガスリーをグラベルへ押し出す形になり、ガスリーは9番手から14番手まで順位を落とした。
ここから各マシンはDRSトレイン状態となり、ストレートエンドのターン2でもなかなか抜けない状態が続いた。
10周目にはガスリー、11周目にはルクレール、リアム・ローソンがそれぞれピットに入り、ハードの第2スティントに移行している。この11周目にはターン5~6のセクションでノリスがラッセルをかわし、P3に浮上している。
ラッセル、サインツも12周目にハードへと履き替えた。ミディアム勢の中には、タイヤのデグラデーションが予想以上に大きいと無線で報告するドライバーも。
Red Bull Content Pool
ピットレーンスタートの角田は前のベアマンとDRS圏内で戦うもなかなか抜けない戦況が続いた。
2番手のピアストリも14周目にハードへとチェンジ。ここから第1スティントのステイ組を次々に抜いていく展開となる。
ミディアムで粘り続けるドライバーも複数いる中、ノリスは29/63周目にピットへと入った。
すると29周目の途中、セクター2区間のコース脇でオコンがストップしたため、バーチャルセーフティーカーとなった。この間に先頭のフェルスタッペンは迷わずピットへと入ってミディアムからハードにつなぐ。
第1スティント組はここでこぞってタイヤ交換を行う。角田もこのタイミングでピットインを敢行し、ハードからミディアムに履き替えた。
Red Bull Content Pool
VSC発動中に全車がタイヤ交換義務を消化する。VSC終了となった31/63周目の時点でトップはフェルスタッペン。そこから2番手は20秒後方ノリス、その8秒後ろに3番手アルボン、そしてピアストリは2度目のタイヤ交換を終え、アルボンの7秒後方P4となった。角田もこのVSC中にタイヤ交換を終え、13番手となっている。
ピアストリは40周目、アルボンとの7秒差を一気に詰めてパス。P3に浮上した。だがトップのフェルスタッペンから2番手ノリスが18秒差。そこからP3ピアストリまで12秒差と、間隔はまだまだ開いている状況に。
角田はアストンマーティン勢を立て続けに抜き、43/63周目にP12となった。ここから前のヒュルケンベルグを追う。
46周目にアントネッリがオコンと同様にセクター2区間のコース脇でストップ。これでレースはセーフティーカーとなった。各ドライバーの隊列が一気に縮まることに。
フェルスタッペンはここでピットに入り、新品ハードにチェンジした。ノリスもピットに入り、一方でピアストリはステイ。
SC中のタイミングでトップはフレッシュなハードに履き替えたフェルスタッペン。2番手はピアストリ、3番手は新品ハードのノリスとなる。
4番手ルクレール、5番手アルボン、6番手ラッセル、7番手ハミルトン、8番手サインツ、9番手アジャー、10番手ヒュルケンベルグと続き、角田はP11となった。
SCエンドとなり、残り10ラップの54/63周目からローリングスタートで再開となる。ルクレールがアルボンを抜いてP4に浮上。後ろでは角田がセクター2区間でヒュルケンベルグをパスし、入賞圏内のP10に上がった。
Red Bull Content Pool
フェルスタッペンはここからファステストラップを更新しながら後続を突き放しにかかる。2番手ピアストリは20周以上走ったハードであり、ペースが上がらない。フレッシュなハードを履いているノリスは58/63周目のターン1で僚友をオーバーテイクして2番手に上がる。だがこの時点で前のフェルスタッペンとはすでに4秒も差が開いた状況。
フェルスタッペンは58周目にラップペースを1分17秒台まで上げ、2番手ノリスとの差を5秒以上に広げた。
角田は後ろのヒュルケンベルグにDRSを使わせるために一度はペースを落とすも、後方から追い上げたフェルナンド・アロンソが11番手に浮上すると、一転してペースを上げた。ここからは1ポイントを死守するため、アロンソとのバトルに入る。
Red Bull Content Pool
レースを先導するフェルスタッペンはその後も影をも踏ませぬ走りでトップチェッカーを受け、今季2勝目をマークした。フェルスタッペン個人としては2022年からエミリア・ロマーニャGP4連覇となっている。レッドブルはF1参戦400レースというメモリアルレースで頂点に立った。
2位は6.1秒差でノリス、3位ピアストリまでが表彰台となっている。
4位ハミルトン、5位アルボン、6位ルクレール、7位ラッセル、8位サインツ、9位アジャーと続き、角田はピットレーンスタートから10位まで上げ、アロンソの猛追をしのぎ切って1ポイントを手にしている。
Red Bull Content Pool1/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
2/ランド・ノリス/マクラーレン
3/オスカー・ピアストリ/マクラーレン
4/ルイス・ハミルトン/フェラーリ
5/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
6/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
7/ジョージ・ラッセル/メルセデス
8/カルロス・サインツ/ウィリアムズ
9/イザック・アジャー/レーシングブルズ
10/角田裕毅/レッドブル
11/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
12/ニコ・ヒュルケンベルグ/キックザウバー
13/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
14/リアム・ローソン/レーシングブルズ
15/ランス・ストロール/アストンマーティン
16/フランコ・コラピント/アルピーヌ
17/オリヴァー・ベアマン/ハース
18/ガブリエウ・ボルトレート/キックザウバー
-/アンドレア・キミ・アントネッリ/メルセデス
-/エステバン・オコン/ハース
(C)DMM.com
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| レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | オーストラリアGP | 3月14日(金) ~15日(土) | 3月16日(日) |
| 第2戦 | 中国GP | 3月21日(金) ~22日(土) | 3月23日(日) |
| 第3戦 | 日本GP | 4月4日(金) ~ 5日(土) | 4月6日(日) |
| 第4戦 | バーレーンGP | 4月11日(金) ~ 12日(土) | 4月13日(日) |
| 第5戦 | サウジアラビアGP | 4月18日(金) ~ 19日(土) | 4月20日(日) |
| 第6戦 | マイアミGP | 5月2日(金) ~ 3日(土) | 5月4日(日) |
| 第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5月16日(金) ~ 17日(土) | 5月18日(日) |
| 第8戦 | モナコGP | 5月23日(金) ~ 24日(土) | 5月25日(日) |
| 第9戦 | スペインGP | 5月30日(金) ~ 31日(土) | 6月1日(日) |
| 第10戦 | カナダGP | 6月13日(金) ~ 14日(土) | 6月15日(日) |
| 第11戦 | オーストリアGP | 6月27日(金) ~ 28日(土) | 6月29日(日) |
| 第12戦 | イギリスGP | 7月4日(金) ~ 5日(土) | 7月6日(日) |
| 第13戦 | ベルギーGP | 7月25日(金) ~ 26日(土) | 7月27日(日) |
| 第14戦 | ハンガリーGP | 8月1日(金) ~ 2日(土) | 8月3日(日) |
| 第15戦 | オランダGP | 8月29日(金) ~ 30日(土) | 8月31日(日) |
| 第16戦 | イタリアGP | 9月5日(金) ~ 6日(土) | 9月7日(日) |
| 第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9月19日(金) ~ 20日(土) | 9月21日(日) |
| 第18戦 | シンガポールGP | 10月3日(金) ~ 4日(土) | 10月5日(日) |
| 第19戦 | アメリカGP | 10月17日(金) ~ 18日(土) | 10月19日(日) |
| 第20戦 | メキシコGP | 10月24日(金) ~ 25日(土) | 10月26日(日) |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11月7日(金) ~ 8日(土) | 11月9日(日) |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11月20日(木) ~ 21日(金) | 11月22日(土) |
| 第23戦 | カタールGP | 11月28日(金) ~ 29日(土) | 11月30日(日) |
| 第24戦 | アブダビGP | 12月5日(金) ~ 6日(土) | 12月7日(日) |