2025年のF1第9戦、スペインGP決勝が現地時間1日行われた。
現地バルセロナは晴天、ドライコンディションで気温30℃、路面温度50℃となっている。
今回、予選終了後にランス・ストロールが古傷でもある手の痛みが抜けないとのことで、レースの欠場を選択。決勝は19台のマシンで争われることになった。
予選最下位に沈んだ角田裕毅はパルクフェルメ下でのマシン調整を選ぶ。土曜日までマシンバランスに苦しんでいたこともあり、リアウイングを変更してピットレーンスタートを選んだ。なお、今回角田はF1で96戦目の出走となり、片山右京氏の95戦を抜き、日本人歴代単独最多出走のF1ドライバーとなる。
決勝での第1スティントはグリッド上の18台がソフトを選択。ピットレーンスタートの角田だけがミディアムを装着した。
66周のレースがブラックアウトとなり、オスカー・ピアストリ、マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、ルイス・ハミルトンの順番でターン1へと飛び込んでいく。
各所で接近戦が勃発し、ポジションのアップダウンが起こる混戦模様に。4/66周目に入ると長いトレインとなる。角田は最後尾でフランコ・コラピントの後ろに付けるも、DRSでもなかなか抜くことができない。
7/66周目、アレクサンダー・アルボンはスタート直後に他車と接触してフロントウイングを破損していたこともあり、ピットに入ってソフトからソフトへとつないだ。
角田は9/66周目にピットへと入り、ミディアムからソフトへと変更して第2スティントに入った。
10/66周目時点でトップはピアストリ。2番手は3.5秒差でフェルスタッペン、その1秒後ろにノリス、そこから5秒離れて4番手ハミルトンとなっていたが、背後にいるチャールズ・ルクレールのほうがペースが良いこともあり、フェラーリはポジションスイッチを指示。
13周目、ストレートエンドのターン1ではノリスがフェルスタッペンをパス。フェルスタッペンはチーム無線で「グリップがないよ」と言っていたこともあり、ここでは無理に戦わず、P2ノリス、P3フェルスタッペンとなった。ノリスはここから4秒前の僚友ピアストリを追う。
フェルスタッペンは14/66周目にピットインし、ソフトからソフトにつないだ。
路面温度が高いこともあり、タイヤのデグラデーションはかなり大きいことが明確となる。
Red Bull Content Pool
23/66周目には上位勢含め全車がタイヤ交換義務を終え、トップは第2スティントでペースを上げて走っていたフェルスタッペン。2番手は5秒差でピアストリ、その4秒後ろに3番手ノリスとなった。
マクラーレン勢はこのまま最後まで第2スティントのミディアムで走り切ることも視野に入れた状況下、フェルスタッペンはソフト、ソフトとつないだこともあり、あと1度のピットインが不可避で、ピアストリとノリスとしてはタイヤを持たせながら事実上のトップ争いをする状況に。
角田は25/66周目に2度目のピットインを行い、ミディアム、ソフト、ソフトとなる第3スティントに入った。
この25周目、ターン1ではリアム・ローソンとアルボンが接触し、アルボンは再度フロントウイングを破損してしまう。これでウィリアムズはアルボンにリタイアするよう命じている。アルボンには10秒加算のペナルティが科せられていることもあり、一度ピットで10秒ストップしてから次の周回で再度ピットに戻り、マシンを降りている。
29/66周目にトップだったフェルスタッペンはピットに入り、ソフト、ソフトからのミディアムで第3スティントに移行した。ピットアウトするとルクレールの4秒後方P4となっている。36周目のターン1でフェルスタッペンはルクレールをパスし、表彰台圏内の3番手に浮上した。
フェルスタッペンは第3スティントでペースを上げ、前のマクラーレン勢に迫る。残り25周の42/66周目時点で、2番手ノリスとの差を4秒まで詰めた。
Red Bull Content Pool
角田は46/66周目に3度目のピットインを行い、再度新品のソフトに。ミディアム、ソフト、ソフト、ソフトとなり、第4スティントに突入した。
48周目にフェルスタッペンはピットに入り、角田と同様ソフトの第4スティントに移行した。これに合わせてマクラーレン勢もタイヤ交換の準備に入る。49周目にはノリス、50周目にはピアストリもそれぞれソフトに交換してピットアウトした。
これでトップ3はトップがピアストリ、3.5秒後ろにP2ノリス、その背後1秒にフェルスタッペンと、フィニッシュまで三つ巴の戦いとなった。
55周目、アントネッリがマシントラブルによりターン10でグラベルに飛び出し、そこでストップ。これでレースはセーフティーカーとなる。
この動きを受け上位勢はみんなピットに入り、フレッシュなソフトタイヤに履き替えた。P3のフェルスタッペンはハードを装着。無線でエンジニアに「なんでハードなの?」と疑問を呈している。角田はソフトタイヤのストックに余裕があるため、4ストップで第5スティントに移行した。
Red Bull Content Pool
セーフティーカー中にP10以下ラップダウンのドライバーに追い越しが許可されたこともあり、セーフティーカーがかなり長引く。セーフティーカーエンドとアナウンスされ、61/66周目から残り6周のスプリント勝負となった。
トップはピアストリ、ノリス、フェルスタッペン、ルクレール、ラッセルと続き、間隔が一気に狭まった。後方で角田はP15となっている。
ローリングスタートでレース再開となり、コントロールライン直前のターン14でフェルスタッペンがトラクションをかけるとスナップ。これで挙動を乱し、4番手に順位を落としてしまった。
ピアストリ、ノリスの順番でマクラーレン勢だけが1分15秒台のラップを連発し、P3ルクレールを大きく離していく。
4番手フェルスタッペンは再開時のターン1でラッセルに押し出されたとアピール。チームから「ポジションを(ラッセルに)戻すべきだ」と指示を受けた後、ターン5でフェルスタッペンは一度ラッセルにラインを譲ったかのように見せてからインへと強引に飛び込み、ラッセルと接触。これでフェルスタッペンはスチュワードの審議対象となってしまった。
Getty Images
結局ピアストリがノリスを寄せ付けず、2.4秒突き放して今季5勝目をマークした。2位ノリスとなり、そこから7.9秒後方のP3ルクレールまでが表彰台に上がった。
4位ラッセルに続いてフェルスタッペンは5番手でフィニッシュチェッカーを受けるも、接触の原因を創出したとして10秒ペナルティが科された。
これで5位にはキックザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが繰り上がり。6位ハミルトン、7位イザック・アジャー、8位ピエール・ガスリーと続き、9位フェルナンド・アロンソは母国レースで待望の今季初ポイントとなった。
フェルスタッペンはタイムペナルティによりP10での1ポイントのみ。レース終盤までは唯一マクラーレン勢と渡り合える状況だったが、SC中のハード交換が完全に裏目となり、ラッセルとの接触により10秒加算もあってP10という不本意な決着となっている。
角田はSC明けにオコン、サインツを抜いてP13フィニッシュ。レッドブル勢2台だけが4度ピットストップするという展開ながら、角田は最後尾P19から13番手に上げてレースを終えた。
Getty Images
1/オスカー・ピアストリ/マクラーレン
2/ランド・ノリス/マクラーレン
3/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
4/ジョージ・ラッセル/メルセデス
5/ニコ・ヒュルケンベルグ/キックザウバー
6/ルイス・ハミルトン/フェラーリ
7/イザック・アジャー/レーシングブルズ
8/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
9/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
10/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
11/リアム・ローソン/レーシングブルズ
12/ガブリエウ・ボルトレート/キックザウバー
13/角田裕毅/レッドブル
14/カルロス・サインツ/ウィリアムズ
15/フランコ・コラピント/アルピーヌ
16/エステバン・オコン/ハース
17/オリヴァー・ベアマン/ハース
-/アンドレア・キミ・アントネッリ/メルセデス
-/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
DNS/ランス・ストロール/アストンマーティン
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| レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | オーストラリアGP | 3月14日(金) ~15日(土) | 3月16日(日) |
| 第2戦 | 中国GP | 3月21日(金) ~22日(土) | 3月23日(日) |
| 第3戦 | 日本GP | 4月4日(金) ~ 5日(土) | 4月6日(日) |
| 第4戦 | バーレーンGP | 4月11日(金) ~ 12日(土) | 4月13日(日) |
| 第5戦 | サウジアラビアGP | 4月18日(金) ~ 19日(土) | 4月20日(日) |
| 第6戦 | マイアミGP | 5月2日(金) ~ 3日(土) | 5月4日(日) |
| 第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5月16日(金) ~ 17日(土) | 5月18日(日) |
| 第8戦 | モナコGP | 5月23日(金) ~ 24日(土) | 5月25日(日) |
| 第9戦 | スペインGP | 5月30日(金) ~ 31日(土) | 6月1日(日) |
| 第10戦 | カナダGP | 6月13日(金) ~ 14日(土) | 6月15日(日) |
| 第11戦 | オーストリアGP | 6月27日(金) ~ 28日(土) | 6月29日(日) |
| 第12戦 | イギリスGP | 7月4日(金) ~ 5日(土) | 7月6日(日) |
| 第13戦 | ベルギーGP | 7月25日(金) ~ 26日(土) | 7月27日(日) |
| 第14戦 | ハンガリーGP | 8月1日(金) ~ 2日(土) | 8月3日(日) |
| 第15戦 | オランダGP | 8月29日(金) ~ 30日(土) | 8月31日(日) |
| 第16戦 | イタリアGP | 9月5日(金) ~ 6日(土) | 9月7日(日) |
| 第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9月19日(金) ~ 20日(土) | 9月21日(日) |
| 第18戦 | シンガポールGP | 10月3日(金) ~ 4日(土) | 10月5日(日) |
| 第19戦 | アメリカGP | 10月17日(金) ~ 18日(土) | 10月19日(日) |
| 第20戦 | メキシコGP | 10月24日(金) ~ 25日(土) | 10月26日(日) |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11月7日(金) ~ 8日(土) | 11月9日(日) |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11月20日(木) ~ 21日(金) | 11月22日(土) |
| 第23戦 | カタールGP | 11月28日(金) ~ 29日(土) | 11月30日(日) |
| 第24戦 | アブダビGP | 12月5日(金) ~ 6日(土) | 12月7日(日) |