2006年8月25日、イタリア・ボローニャ生まれのアンドレア・キミ・アントネッリ。父マルコ・アントネッリはイタリアスーパーツーリング選手権などに参戦歴を持つレーサーでもある。ミドルネームのキミは2007年王者キミ・ライコネンと同じではあるが、父が外国風のミドルネームを考えている時に、旧友である元F1ドライバー、エンリコ・ベルタッジアから提案され、それを名付けることにしたという。
アントネッリは7歳でカートレースを始め、かつてミナルディチームを率いたジャンカルロ・ミナルディにスカウトされ、マネージメント契約を結んだ。父マルコとしてはアンドレアをフットボーラーに育てたかったとのことだがレースで才能を示す愛息子の成長を後押しし続ける。それに応じるようにアンドレアは下部年代からイタリア国内のカートコンペティションで勝利を積み重ね、2018年にメルセデスジュニアチーム入りを果たす。
この後はメルセデスジュニアの一員として、カートの各選手権で躍進を続ける。U-15世代最高峰のカテゴリーであるOKジュニアでも戦い、2021年には15歳でイタリアF4でジュニアフォーミュラデビューを飾った。このシリーズでは終盤3ラウンド9レースに参加し、54ポイントを稼いで総合10位となる。
2022年のイタリアF4では、20レース中13勝という圧倒的な速さを見せ、シリーズチャンピオンとなる。ADAC-F4でも15戦9勝を飾り、こちらでも頂点に。
翌2023年はF3相当のフォーミュラ・リージョナル・ミドル・イースト選手権に初参戦し、UAEとクウェートを転戦するこのシリーズで総合優勝を果たす。同年、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権でも20戦中5勝をマークし、こちらもチャンピオンとなっている。
Getty Images
若手の登竜門と言える各コンペティションで存在感を示し、2024年には名門プレマからF2参戦となる。同シーズンのプレマは選手権で競争力を欠いたものの、アントネッリは2勝をマークしてF2総合6位となった。
一方でメルセデスF1チームのテストドライバーを務めつつ、サマーブレイク明けの2024年8月31日には2025年のメルセデスレギュラードライバーになることが正式発表された。半年前の2月、ルイス・ハミルトンの同年限りメルセデス離脱が決まっていたこともあり、アカデミー育ちのアントネッリをいきなりトップチームから送り出すことになった。
その直後、2024年のイタリアGPでアントネッリはFP1にてF1公式セッションデビューを飾っている。
アントネッリはF1のカーナンバーに12番を選んだ。この数字はアイドルである故アイルトン・セナからインスピレーションを受けたもの。セナが1988年に初めてワールドチャンピオンになった際、マクラーレンMP4/4のナンバーは12だった。
Red Bull Content Pool
2025年の開幕戦オーストラリアGPでは、18歳203日でアントネッリは強豪メルセデスからF1デビューを果たした。この初戦でアントネッリは予選16番手だったが、決勝では4位までジャンプアップし、いきなり12ポイントをもぎ取っている。
僚友ラッセルに比べ、予選や決勝では中団勢の中で埋もれる場面もありながらアントネッリは度々上位進出を果たすなど、新人らしからぬ非凡な才能を示す。カナダGPでは3位に入り、キャリア10レース目で表彰台を経験した。
その一方で経験不足が仇になる場面も。オーストリアGPではターン3においてオーバーシュート気味にインを突き、止まりきれず前方のマックス・フェルスタッペンに激突。ライバルチームのお膝元レッドブルリンクで4度王者のレースをストップさせてしまうという失態もあり、このトラック上ではフェルスタッペンから激怒されるシーンも国際映像で流れた。
ハイスクールの生徒でありながらレースを戦い続けるという二足のわらじ状態が続き、デビューイヤーで最も輝いたのは終盤のサンパウロGPだった。予選で2番グリッドを獲得すると、決勝においてもそのままP2でフィニッシュ。これが同年における決勝最高位となった。
結局アントネッリは24戦中14度入賞し、うち3回表彰台を経験。150ポイントを稼いで総合7位で2025年の戦いを終えた。
2026年もアントネッリはラッセルとのコンビで新たな戦いに挑む。メルセデス期待の若手は2年目でさらなる躍進ができるかは大きな注目ポイントとなる。
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2006年8月25日生まれ|イタリア国籍|メルセデス(2025~)
| 年 | チーム名 | 勝利数 | 年間成績 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | メルセデス | 0勝 | 7位 |
| レース名 | 決勝順位 |
|---|---|
| 第1戦オーストラリアGP | 4位 |
| 第2戦中国GP | 6位 |
| 第3戦日本GP | 6位 |
| 第4戦バーレーンGP | 11位 |
| 第5戦サウジアラビアGP | 6位 |
| 第6戦マイアミGP | 6位 |
| 第7戦エミリア・ロマーニャGP | Ret. |
| 第8戦モナコGP | 18位 |
| 第9戦スペインGP | Ret. |
| 第10戦カナダGP | 3位 |
| 第11戦オーストリアGP | Ret. |
| 第12戦イギリスGP | Ret. |
| 第13戦ベルギーGP | 16位 |
| 第14戦ハンガリーGP | 10位 |
| 第15戦オランダGP | 16位 |
| 第16戦イタリアGP | 9位 |
| 第17戦アゼルバイジャンGP | 4位 |
| 第18戦シンガポールGP | 5位 |
| 第19戦アメリカGP | 13位 |
| 第20戦メキシコGP | 6位 |
| 第21戦サンパウロGP | 2位 |
| 第22戦ラスベガスGP | 3位 |
| 第23戦カタールGP | 5位 |
| 第24戦アブダビGP | 15位 |
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| レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | オーストラリアGP | 3月6日(金) ~7日(土) | 3月8日(日) |
| 第2戦 | 中国GP | 3月13日(金) ~14日(土) | 3月15日(日) |
| 第3戦 | 日本GP | 3月27日(金) ~ 28日(土) | 3月29日(日) |
| 第4戦 | バーレーンGP | 4月10日(金) ~ 11日(土) | 4月12日(日) |
| 第5戦 | サウジアラビアGP | 4月17日(金) ~ 18日(土) | 4月19日(日) |
| 第6戦 | マイアミGP | 5月1日(金) ~ 2日(土) | 5月3日(日) |
| 第7戦 | カナダGP | 5月22日(金) ~ 23日(土) | 5月24日(日) |
| 第8戦 | モナコGP | 6月5日(金) ~ 6日(土) | 6月7日(日) |
| 第9戦 | バルセロナ・カタルーニャGP | 6月12日(金) ~ 13日(土) | 6月14日(日) |
| 第10戦 | オーストリアGP | 6月26日(金) ~ 27日(土) | 6月28日(日) |
| 第11戦 | イギリスGP | 7月3日(金) ~ 4日(土) | 7月5日(日) |
| 第12戦 | ベルギーGP | 7月17日(金) ~ 18日(土) | 7月19日(日) |
| 第13戦 | ハンガリーGP | 7月24日(金) ~ 25日(土) | 7月26日(日) |
| 第14戦 | オランダGP | 8月21日(金) ~ 22日(土) | 8月23日(日) |
| 第15戦 | イタリアGP | 9月4日(金) ~ 5日(土) | 9月6日(日) |
| 第16戦 | スペインGP | 9月11日(金) ~ 12日(土) | 9月13日(日) |
| 第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9月24日(木) ~ 25日(金) | 9月26日(土) |
| 第18戦 | シンガポールGP | 10月9日(金) ~ 10日(土) | 10月11日(日) |
| 第19戦 | アメリカGP | 10月23日(金) ~ 24日(土) | 10月25日(日) |
| 第20戦 | メキシコGP | 10月30日(金) ~ 31日(土) | 11月1日(日) |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11月6日(金) ~ 7日(土) | 11月8日(日) |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11月19日(木) ~ 20日(金) | 11月21日(土) |
| 第23戦 | カタールGP | 11月27日(金) ~ 28日(土) | 11月29日(日) |
| 第24戦 | アブダビGP | 12月4日(金) ~ 5日(土) | 12月6日(日) |